日本全国どこででも見られる幸運のシンボル「招き猫」。
実は、この招き猫の発祥の地が東京と言うことをご存知でしょうか?
その昔、陶磁器の生産が盛んだった東京の今戸エリアが招き猫を生み出したと言われています。
そんな幸運のお守り招き猫の発祥の地に鎮座するのが「今戸神社」です。
縁結び神社としても有名な今戸神社は、境内に招き猫が溢れ、恋愛運に健康運、仕事運などあらゆる運気アップが期待できる神社です。
今回は、そんな今戸神社の
- 大人気の招き猫グッズについて
- 具体的すぎる!当たる!と話題になっている「恋勝みくじ」について
- 御朱印情報と限定のハート柄御朱印帳はどこでゲットできる?
- 参拝時間とアクセス、寄り道したい周辺の観光スポット
などなど、今戸神社参拝に備えて必要な情報を網羅してみました。
まずは、営業時間とアクセス情報からどうぞ!
Contents
営業時間とアクセス
所在地は、 東京都台東区今戸1丁目5-22です。
では、今戸神社の参拝時間から見て行きましょう。
神社の中には参拝時間が決められているものもありますが、今戸神社は24時間いつでも参拝可能です。
お守りや御朱印がいただける社務所が開いているのは午前9時から午後5時までの間です。
参拝にはいつでも訪れることができますが、神社は夜に参拝するのはあまり良くないと言う話もあるので常識的な時間に参拝に訪れましょう。
電車で行く場合
今戸神社へ電車で訪れる場合の最寄り駅は浅草駅です。
浅草駅と一言で言ってもそこは東京のど真ん中、4つの電車が浅草駅に乗り入れています。
東京に慣れていない方はどこからどの線に乗れば良いのか迷ってしまいますよね。
一番分かりやすいのは、東京駅から徒歩7分ほどの場所にある京橋駅へ向かい、そこから東京メトロ銀座線に乗車。
東京メトロ銀座線の最終駅が浅草駅です。
このルートを利用すれば東京駅から浅草駅までは京橋駅への移動時間を含めても30分足らずです。
その他浅草駅に乗り入れている電車は
・都営地下鉄浅草線
・東武伊勢崎線
・つくばエクスプレス
です。
浅草駅からは徒歩15分ほどで到着します。
車で行く場合
今戸神社へのアクセスは車よりも公共の交通機関をおすすめします。
浅草駅周辺は交通規制も多く運転がしにくいエリアです。
地方から訪れる方は特に電車やバスを利用する方が無難でしょう。
駐車場
今戸神社には駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングを利用しましょう。
今戸神社から徒歩圏内にはたくさんのコインパーキングがありますが、「台東リバーサイドスポーツセンター」の駐車場が収容台数も多くおすすめです。
「台東区浅草文化観光センター」の駐車場も近くにありますが、スポーツセンター駐車場に比べると少し割高になっています。
落ち着いて参拝を楽しむためにも公共の交通機関をおすすめします。
今戸神社の招き猫について
今戸神社は鳥居の外から招き猫の看板がかけられています。
初めて訪れる方は看板を見て、「どうして2匹の招き猫なの?」と思うことでしょう。
そう、今戸神社の招き猫は2匹一対の招き猫なんです。
今戸エリアは招き猫発祥の地。
この辺りは今戸焼と言う陶器の生産が盛んで、その陶器で焼いた猫の置物が現代に伝わる招き猫の起源と言われています。
今戸神社には招き猫の発症に関する面白い伝説があります。
伝説によると、この今戸エリアに住んでいたおばあさんが猫を飼っていました。
おばあさんは猫をかわいがっていましたが、貧しく生活が大変だったため猫を泣く泣く手放します。
その後、夢に猫が現れて「自分の形の人形を作れば豊かになれる」と!
おばあさんは夢のとおりに猫の形の人形を作って道端で販売しました。
するここれが飛ぶように売れて、おばあさんはたちまち豊かになったと言うお話です。
昔話にも登場しそうな面白い話ですよね。
なで猫を待ち受けにすると願いが叶う?
今戸神社境内には招き猫に加えて猫モチーフの置物がたくさんありますが、その中でも願いを叶えてくれると噂されているのが「石なで猫」です。
本殿の横に置かれている石碑の上に座っている2体の石でできた招き猫が幸運を呼ぶ「石なで猫」。
この「石なで猫」を撮影して待ち受けにしておくと願い事が叶うと大評判なんですよ。
2体の招き猫の頭を撫でて、写真も撮影しておけば幸運が訪れること間違いなしです。
招き猫の置物
今戸神社の社務所にはたくさんの招き猫たちが置かれています。
こんなにたくさんの招き猫を一度に見られることはありませんのでぜひ注目してくださいね。
今戸神社のシンボルとも言える本殿に座っている2体の招き猫も見逃せません。
至る所に招き猫が飾られており、訪れるだけで幸運をいただけそうです。
御朱印の種類
今戸神社を訪れたら御朱印をいただきたいと思っている方も多いのでは?
今戸神社の御朱印は本殿に向かって右側にある社務所でいただけます。
流れるような筆字と招き猫の朱印がとても素敵な一枚になっています。
時期によっては書き置きのみの場合もあります。
直書きを希望する方は人の少ない日を狙って訪れましょう。
限定の御朱印について
今戸神社では、知らなくてはいただけない限定とも言える御朱印も2体置かれています。
1つめが「浅草名所七福神もうで」の御朱印です。
専用の色紙や福絵を授与していただいて全部で9社を巡る江戸時代から続く浅草の七福神巡りの一社が今戸神社です。
2つめが「東京下町八社福参り」。
こちらも専用の色紙に御朱印をいただきながら巡ります。
今戸神社と合わせて周辺の社寺を巡る浅草の旅も素敵ですよね。
招き猫のオリジナル御朱印帳が人気!
御朱印が素敵な今戸神社はオリジナルの御朱印帳もとてもかわいいと大人気!
ピンク・紺・青の鮮やかな生地に社紋が並び、シンボルの招き猫が2体刺繍されています。
持っているだけで幸運を呼び込んでくれそうな御朱印帳で、人気のため売り切れになっている場合も。
好みのカラーに出会えたらとても幸運なので、迷わず授与していただきましょう。
限定のハート柄御朱印帳について
通常の御朱印帳に加えて、社紋がハート型に変わった限定の御朱印帳もあります。
薄いピンク色の御朱印帳はとてもかわいらしく、女性に大人気です。
限定の御朱印帳なのでなくなってしまったら終わりなのですが、微妙に柄を変えて何度か販売されているようなので出会えたらとても幸運です!
お守りの種類や効果
今戸神社は縁結びのパワースポットとして有名ですが様々なご利益のあるお守りを授与していただけます。
縁結びのお守りや全体運をアップしてくれるお守りなど一般的な幸せを見守ってくださるお守りはもちろん、ペットの健康を願うペット守りと言う一風変わったものも。
どのお守りにも招き猫がデザインされているのが特徴です。
小さな招き猫も取り扱われていて、思わず欲しくなってしまいます。
角がなくて丸いふっくらしたデザインがポイント
今戸神社のお守りの中でも一番人気なのが「縁結御守」です。
今戸神社の縁結御守は通常の巾着型ではなく、丸いデザインが特徴。
「何事も角が立たぬよう、丸く収まりますように」との願いが込めて丸い形にされたのだとか。
色も数種類から選ぶことができ、身につけやすいコロンとした御守をぜひ授与していただきましょう。
おみくじの種類が沢山!
神社を参拝するとついつい引いてしまうのがおみくじですよね。
手軽な占いであるおみくじを楽しみに参拝すると言う方も多いのでは?
今戸神社はおみくじも充実しています。
招き猫の小さな置物が入ったおみくじや、お財布に入れておきやすい招き猫のチャームが入ったおみくじなども人気を集めています。
御守も一緒にいただけるおみくじなんてお得感がありますよね。
今戸神社限定の「恋勝みくじ」
今戸神社限定の「恋勝みくじ」は「具体的すぎる!」「当たる!」と女性の間で話題になっています。
巫女さん姿の猫の人形がかわいい「恋勝みくじ」には、恋愛運の結果はもちろんのこと、相性の良い星座や血液型、年齢差や今の恋がこの先どうなるのか?などがとても具体的に記されているんです。
恋に悩んでいる人はもちろん、出会いを探している人もぜひ恋勝みくじで未来を占ってみましょう。
周辺でおすすめの観光スポット
今戸神社周辺は観光スポットがたくさんある場所なので、ぜひ参拝と合わせて東京観光を楽しみましょう。
浅草と言えば!の「浅草寺」はもちろん足を運びたい場所ですし、少し離れたところに行けばパンダに会えると全国的に有名な「上野動物園」や「国立科学博物館」、「国立西洋美術館」などの芸術を楽しめるスポット、昭和レトロな日本最古の遊園地「浅草花やしき」もあります。
観光スポットが多くて迷ってしまうので、事前に訪れたいところをピックアップしておきましょう。
レンタサイクルで周辺を回るのもおすすめですよ。
おすすめの絶品グルメ
古き良き日本の雰囲気が残る浅草駅周辺では、古くから江戸っ子たちが愛したグルメがいただけます。
今戸神社に参拝したら、浅草駅まで戻ってランチをいただくことにしましょう。
浅草と言えばサクサクの美味しい天ぷらとご飯を合わせた「天丼」発祥の地。
浅草駅周辺には「江戸前天丼」のお店がたくさんあります。
行列ができる大人気店の「まさる」の天丼はその日に水揚げされた素材によって内容が変わるというこだわりの一品。
丼からはみ出す大きな車海老の天ぷらは頭まで食べられ、サクサクの衣とタレの味でご飯がどんどん進みます。
メニューは天丼のみというこだわりのお店ですし、天丼も約4000円とお高めではありますがそれだけの価値が十分にある究極の天丼ですよ。
今戸神社を訪れたら、一緒に「まさる」の天丼を味わいに行きましょう。
もう一軒、大人の浅草度にぴったりな和食店をご紹介。
落ち着いた雰囲気の中で伝統の江戸料理を楽しめるお店が「浅草 草津亭」です。
ランチは2000円くらいからと少々お高めですが、目にも美しい会席料理がたのしめます。
今戸神社に参拝して、浅草を散策した仕上げは「浅草 草津亭」のような素敵なお店がとってもおすすめ。
江戸の雰囲気を存分に味わえる、季節の会席料理をいただきましょう。
歴史と主宰神
今戸神社は平安時代の1063年に源頼義、義家親子が京都の石清水八幡を勧請(遠く離れた地から分けていただいて、お祀りすること)したのが始まりとされています。
社殿は関東大震災や空襲などによって被害を受けましたがその度に再建され、今の社殿は1971年に造られたものです。
今戸神社にお祀りされているのは「応神天皇」、日本神話で初めての夫婦神である「伊邪那岐命(いざなみのみこと)」と「伊邪那美命(いざなぎのみこと)」、そして七福神のお一人である「福禄寿」です。
参拝のご利益
今戸神社は夫婦神をお祀りしていることから、縁結びや夫婦円満にご利益があるとされています。
縁結びのご利益が注目されたことで女性の参拝客がとても多いのですが、応神天皇のもお祀りされているので全体運の底上げや、勝負事にもご利益を得られるでしょう。
福禄寿は金運や健康運を授けてくださるとされているので、今戸神社へ参拝に訪れればあらゆる運気のアップに繋がると言えるでしょう。
まとめ
今回は浅草にご鎮座する招き猫発祥の地「今戸神社」をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
東京観光のメインエリアである浅草で、運気アップの旅に出かけてみませんか。
ご紹介した
- アクセス方法(最寄りは浅草駅)
- 御朱印をいただける時間帯(9時〜17時)
- 主宰神
- 人気の御朱印帳(ハートのピンク柄は限定)
- 周辺の観光(上野動物園、浅草寺、国立西洋美術館など)
- 周辺グルメ(江戸前天丼)
をぜひ参考にしてください。
運気アップと観光を合わせた一石二鳥の旅に出かけましょう。