筥崎宮

日本三大八幡宮に数えられ、福岡県きっての勝ち運授けてくださると言われているのが「筥崎宮」です。

筥崎八幡宮」とも呼ばれる福岡に御鎮座する神社は由緒正しく、厳かな雰囲気の漂う神社。

福岡観光の際には必ず立ち寄りたい神社です。

 

今回は

  • 筥崎宮の御朱印
  • オリジナルの御朱印帳
  • お守りの種類
  • おすすめのお守り
  • 蚤の市について
  • 季節のお祭り
  • 筥崎宮の見どころ
  • 結婚式や御祈祷
  • 周辺のスポット
  • おすすめのグルメ
  • 営業時間やアクセス
  • 歴史と主祭神

などをご紹介します。

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筥崎宮の御朱印について

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筥崎宮の御朱印は授与所で頂けます。

混雑していることも多いので、時間に余裕を持って訪れましょう。

御朱印帳への直書きの他に、紙の書き置きも授与してくださいますので万が一御朱印帳を忘れても安心です。

 

墨書きの社名の他に、参拝の文字と日にち、朱印と筑前国一宮の朱印が押されたものです。

オリジナル御朱印帳

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オリジナル御朱印帳にも注目。

最近はポップな色合いの御朱印帳が多いですが、筥崎宮のものは黒地に楼門が描かれたとてもシックでかっこいい作りです。

筥崎宮こ主祭神のお使いである真っ白の鳩が躍動する素敵な御朱印帳ですのでぜひ手に入れてください。

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筥崎宮のお守りについて

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筥崎宮のお守りは種類豊富です。

筥崎宮は勝負運を授けてくださると言われており、スポーツ選手も多く訪れる神社。

 

お守りも勝負運に関するものが多く用意されています。

  • カラフルな必勝守
  • 学業の勝守り
  • 干支別になった厄はじき守り
  • 安産守り
  • 災難よけのお守り

などがあるので授かりたいご利益に合わせて選びましょう。

一番のおすすめは身代り守

筥崎宮で最も人気のあるお守りは板状になった「身代わり守」です。

災難避け・厄除けのご利益が得られるこの身代わり守りは、氏名や住所を記入したら半分に割り、神社に奉納します。

そして残りの半分をお守りとして身につけておく特別なお守りです。

 

この身代わり守を身につけておけば、遠く離れても筥崎宮のご利益が得られるはずですよ。

筥崎宮参道で開催される蚤の市が人気!

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筥崎宮では年に10回ほど参道での蚤の市が開催されています。

規模の大きな蚤の市・骨董市で、ずらっと並んだ出店の中から宝探し感覚でレトロな食器や骨董品、家具、雑貨類などが探せます。

アンティーク雑貨やレトロな雰囲気のものが好きな方の間ではとても有名なこの蚤の市、活気があって見ているだけでも楽しめます。

筥崎宮あじさいまつりと参道花巡り

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毎年梅雨の時期、雨に濡れながら大輪の花を咲かせるあじさい。

梅雨の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるあじさいの花を毎年楽しみにしている方も多いでしょう。

 

6月には筥崎宮社殿の奥にある「あじさい苑」が開苑し、3500株もの色とりどりのあじさいが楽しめます。

同じ時期、参道の入り口付近にある「花庭園」ではゆりの花が咲き乱れます。

この二つをあわせて「参道花巡り」と名付けられた美しい花祭りが開催されています。

 

あじさいとゆりの花に彩られた筥崎宮は一年に一度のとても美しい時期。

ぜひ梅雨の時期に訪れてみましょう。

入園料や時間

あじさい苑の開園時間は9時半から17時まで、入園料は300円となっています。

あじさい苑の側には筥崎宮迎賓館もあり、お食事やお茶なども頂けます。

 

美しい庭園を見ながらのお食事なんてとても優雅な時間ですよね。

地元で人気のパン屋さんなども出店しているのでちょっとしたお祭り気分で楽しめます。

筥崎宮の見どころ

次に筥崎宮の見どころをご紹介して行きましょう。

広い筥崎宮、先に見るべきものをチェックして見逃しのないようにしましょう。

本殿と拝殿(国指定重要文化財)

まずは筥崎宮の本殿と拝殿です。

通常の神社であれば拝殿まで進み、そちらでお賽銭をあげたり鈴を鳴らしたりしますが筥崎宮では拝殿も祈祷客しか近づくことができません。

 

朱色が印象的な本殿と拝殿はどちらも国指定の重要文化財に登録されています。

戦国武将であった大内義隆によって建設されたものが残されています。

楼門(国指定重要文化財)

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主に参拝客が祈ることになる「楼門」も重要文化財に指定されています。

細やかな装飾や金箔などの施された派手な楼門ではありませんが、重厚な雰囲気のある建築物です。

 

楼門の最も目立つ中心には「敵國降伏」の額が飾られています。

これは筥崎宮に伝わる歴代天皇の書の一部を拡大したもの。

亀山上皇が書かれたものを小早川隆景が掲げたものだとされています。

一之鳥居(国指定重要文化財)

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通常一の鳥居、二の鳥居と言えば参道の先、本殿から遠くを一と数えることが多いのですが、筥崎宮は本殿に近い方が一の鳥居と呼ばれています。

この一之鳥居も国の指定重要文化財。

 

石造りの一之鳥居は筥崎宮の名を取って「筥崎鳥居」とも呼ばれる変わった作りのものなので注目。

筥崎鳥居の特徴は太い柱と上に反り上がった笠木と島木です。

どっしりとした柱と一つの石で作られた笠木と島木が迫力満点の鳥居ですよ。

千利休奉納の石燈籠(国指定重要文化財)

目にできる時期は限られますが、あの千利休が奉納したと言われている石灯籠も境内にあります。

毎年9月に行われる「放生会」と、5月27日・28日に行われる「さつき大祭」の日のみに足を踏み入れられる本殿と拝殿の近くに奉納されている立派な石灯籠が千利休の石灯籠。

豊臣秀吉が開いた茶会に千利休も共に訪れ、その際に奉納したと伝えられています。

亀山上皇尊像奉安殿(福岡県指定重要文化財)

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福岡県の観光スポットとなっている東公園。

この公園内に福岡の安寧を祈り続けた亀山上皇の銅像があります。

この銅像の原型となったのが、筥崎宮にある亀山上皇の木像なんです。

 

6メートルを越す大きな木像で、原型が壊されずに残ったとてもめずらしいものなんですよ。

蒙古軍船(福岡県指定重要文化財)

元冠の際、日本に攻め込んできたモンゴル軍の船の「いかり」が境内にあるのでこちらも注目。

昭和15年に発見されたとても大きな白い石。

推定なんと250キロもの重さを誇ります。

 

元冠の時に日本に送り込まれたモンゴルの船は世界最大だったと言われているので「いかり」が巨大なのも納得です。

 

こちらは福岡県の重要文化財に登録されています。

一之鳥居を潜って右側に位置しています。

イベント玉せせり

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毎年1月3日に行われる「玉せせり」。

正式名称を「玉取祭」と言う九州三大祭のうちのひとつです。

 

触れれば厄除け、災難除けのご利益があると言われる大きな木の玉を取り合いながら本宮へ向けて進んでいく迫力満点のお祭りです。

1月と言う寒い時期にも関わらず、ふんどし一丁の参加者たちが水を浴びながら玉を取り合う面白いお祭り、見ているだけでも熱気が伝わります。

 

人出も多く、出店も多い活気あるお祭りですのでぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

結婚式

筥崎宮の結婚式は着付けはも披露宴も何もかも境内で行えるようになっています。

普段は近づくことができない本殿・拝殿での挙式も可能ですし、特別な儀式殿での挙式も可能です。

 

披露宴会場は2か所あり、お料理は懐石料理やフレンチなどが選べるようになっています。

ウエディングドレスのレンタルもあるので、どちらも着たい方にもおすすめですよ。

お宮参り

お宮参りもとても大切な儀式ですよね。

筥崎宮はお宮参りも受け付けてくださる、周辺ではとても人気のある神社です。

お宮参りは予約は不可、朝の9時から16時半の間に社務所で受け付けてくださいます。

 

所要時間は15分程度ですが、混み合っている日は少し待ち時間が発生することも。

時間には余裕を持って訪れましょう。

七五三

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子どもたちの晴れ着がとてもかわいい七五三のお参り。

子どもたちの健やかな成長を願って祈祷に参りましょう。

こちらも社務所で朝9時から16時半までの間で受け付けてくださいます。

 

予約は不可ですので、混み合っている日は30分ほどの待ち時間が発生することもあります。

御祈祷をしていただいた後には定番の千歳飴やお守りなどの授与品がいただけます。

周辺でおすすめの観光スポット

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筥崎宮は博多の中心から近い場所にご鎮座しています。

博多の観光の中心である中洲や天神からもほど近く、観光におすすめの場所も近くに多くありますよ。

 

その中でもおすすめなのが「博多町家ふるさと館」です。

博多の昔の暮らしや文化を再現し、体験もできる面白い施設です。

大正時代の町家を改装して作られた雰囲気抜群の施設で、博多の伝統工芸品「博多人形」や「博多張子」への色付け体験や博多織の実演を見学もできますよ。

 

もう1か所おすすめの観光スポットは「キャナルシティ博多」です。

博多の街の中心にある巨大な複合施設。

ショッピングセンターやホテル、劇場に映画館となんでも揃っています。

 

大きな建物の間を運河が流れ、イルミネーションなども行われています。

福岡でのおみやげ探しにもおすすめのキャナルシティ博多にぜひ立ち寄りましょう。

おすすめの絶品グルメ

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博多といえば美味しい食事も楽しみですよね。

筥崎宮の近くはもちろん、なんと境内にもおすすめのグルメがあります。

 

  • 筥崎宮迎賓館

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参拝を終えたら、筥崎宮の庭園の中にあるフレンチレストラン「筥崎宮迎賓館」で優雅なランチはいかがでしょうか。

花の咲く季節はもちろん、葉が色づく季節や葉の色づく様子を眺めながらいただくフレンチのランチのコースはとても贅沢な気分に浸れます。

色とりどりの前菜にスープ、ボリュームのあるメイン、デザート、ドリンクが付いたコースは大満足のランチになることでしょう。

 

  • 筥カフェ

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ちょっとお茶を・・・と言う時には「筥カフェ」へどうぞ。

筥カフェは箱崎迎賓館のテラスに設けられたカフェスペース。

ドリンクのみでの利用も可能ですし、ちょっとした軽食も用意されています。

 

素敵な庭園でゆったりとした時間を過ごしてリフレッシュをしてから参拝に行くのもおすすめです。

神社の中あるテラスカフェなんて素敵ですよね。

天気の良い日であれば気持ちよさは倍増です。

営業時間とアクセス

所在地は、福岡県福岡市東区箱崎1丁目22-1です。

筥崎宮へのアクセスと参拝時間を見てみましょう。

 

筥崎宮の開門時間は6時から19時。

人気のある神社で参拝客は多い筥崎宮ですが、朝早い時間であれば運が良ければ貸し切り状態のことも。

ただし社務所が開いているのは7時半から17時までですので注意しましょう。

 

さらに御朱印の受付時間は9時から16時半までです。

電車で行く場合

電車で訪れる方の多くは福岡の中心博多駅から筥崎宮を目指すことになるはずです。

博多駅からは電車で1本。

JR鹿児島本線の各駅停車・赤間行きに乗車し5駅、箱崎駅で下車しましょう。

 

駅からは徒歩10分ほどで到着です。

箱先駅の「箱」の字は、筥崎宮への敬意を持ってあえてこちらの字が使われています。

車で行く場合

車で向かう方は本州方面からの方が多いのでは?

まずは福岡市内に入り、福岡都市高速に乗り4号粕屋線に乗車。

貝塚インターチェンジを箱崎ふ頭の標識に従って進んで行きましょう。

 

箱先ふ頭中央の交差点まで進むと案内の標識が出ているので後は進むだけです。

駐車場について

駐車場は主に「宮前駐車場」と「外苑駐車場」の2ヶ所です。

合わせて330台分もの駐車場が用意されています。

箱先迎賓館や筥カフェを利用すると3時間無料になるのでぜひ利用しましょう。

 

楼門に近いのは「宮前駐車場」です。

歴史と主宰神

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筥崎宮の創建年ははっきりとしていませんが、おそらく平安時代のことと言われています。

醍醐天皇が額にもなっている「敵国降伏」の御宸筆をこの地に賜り、それに合わせて本殿が建立されたと言われています。

 

主祭神は八幡様の愛称で知られる「応神天皇」です。

応神天皇の母である「神功皇后」もご一緒にお祀りされています。

参拝のご利益

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参拝のご利益は必勝を始めとし、安全祈願や安産祈願、商売繁盛など人生の成功がメインですね。

商売を営んでいる方やスポーツをしている方の強い味方になってくれる神様です。

芸事の上達にもご利益がある神様ですので、文武どちらの願いも叶えてくださるはずですよ。

まとめ

今回は福岡の「筥崎宮」をご紹介しました。

参拝前に知っておきたい情報をまとめておきましょう。

 

  • 御朱印はシンプルな墨書き。直書きも書き置きもあります。
  • オリジナルの御朱印帳は社殿が描かれたシックなもの。
  • お守りは多数。干支の厄はじき守りや必勝守りなど。
  • 人気があるのは割って奉納する身代わり守り。
  • 盛大な蚤の市もおすすめ。年に10回ほど行われている。
  • 筥崎宮には多数の国指定の文化財が。大きな一之鳥居や千利休の灯籠、本殿に拝殿、立派な楼門は必見です。
  • 結婚式はすべて境内で行えるスタイルなのでとても便利。
  • お宮参りや七五三は予約不可。社務所で申し込みをしましょう。
  • おすすめスポットは昔の暮らしを垣間見れる「博多町家ふるさと館」と、現代的な「キャナルシティ博多」の対象的なスポット。
  • 境内の中にある庭園、その側にある「筥崎宮迎賓館」でのフレンチコースのランチや「筥カフェ」でのお茶タイムがおすすめ。
  • 開門時間は6時から19時まで。
  • 授与所の開いている時間は7時半から17時まで、御朱印をいただける時間は9時から16時半までです。
  • 筥崎宮の歴史ははっきりしていませんが、おそらく平安時代に建立されています。
  • 主祭神は「応神天皇」。必勝のご利益を強く授けてくださいます。

 

博多の街をずっと見守ってきた筥崎宮。

福岡観光の際には必ず訪れたい場所です。

訪れればきっと運が上向くはずですよ!

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