今回は、静岡県三島市にある、三嶋大社についてまとめてみました。
その昔、三嶋大社に源頼朝が源氏再興祈願に訪れたといわれています。
源頼朝が訪れたとされている御本殿は、出雲大社に並んで国内最大級の大きさを誇り、現在はパワースポットとして有名です。
三嶋大社には、恵比寿様として有名な神様が祀られていて商売繁盛の御利益があり、連日多くの参拝客が訪れています。
そんな三嶋大社にはどんな歴史やご利益があるのか?
また、
- 御朱印のもらい方や御朱印帳について
- アクセスとおすすめの行き方
- 寄り道したい周辺のおすすめグルメ
- 春には桜、秋には天然記念物の○○が咲く!?
- おみくじとお守りが一緒?
などなど、三嶋大社にまつわる情報をまとめてご紹介していきます!
Contents
三嶋大社のアクセスと営業時間
所在地は、静岡県三島市大宮町2丁目1番5号です。
行き方について詳しくご紹介します。
電車での行き方
電車で行く場合
・JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から徒歩約15分
・伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から徒歩約7分
ちなみにJR東京駅から新幹線で行った場合、乗車時間は約42分で自由席と乗車券で4,000円で行くことができます。
意外と近いですね!
続いて車で行く場合はどうでしょうか。
車での行き方
車で行く場合
・東名高速道路「沼津IC」から約20分
・三島駅からバスで10分
次に、車で行くときに気になる駐車場の有無をご紹介します。
駐車場
三嶋大社の境内には、乗用車約55台、大型バス13台停められる駐車場があります。
駐車料金は、有料です。
1時間ごとに小型車は200円かかります。
大型車(大型バス、マイクロバス、小型車を除く車両)は、1時間ごとに1,000円かかります。
しかし、下記のご利用があれば無料になります。
⑴御祈祷申し込みの場合、駐車場にて祈祷領収書を提示すれば、払い戻ししてくれます。
⑵宝物館の有料拝観の場合、宝物館受付にて認証印を受けていれば、駐車場で払い戻ししてくれます。
駐車場は、「正月期間の12/31〜1/3まで」と「例祭期間の8/15〜8/17まで」は閉鎖しています。
正月期間に関しては、市内臨時駐車場があるので、そちらを利用してください。
営業時間
参拝できる時間は、24時間可能です。
祈祷できる時間は、9時から17時までです。
では、気になる御朱印についてご説明します。
御朱印について
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三嶋大社の御朱印は、「三嶋大社」と大きく判子が押されています。
デザインはないものの、判子が大きいので、とてもインパクトがありますね。
初穂料は、300円です。
次に、三嶋大社の2つのサイズがある御朱印帳についてご紹介します。
御朱印帳
三嶋大社の御朱印帳は、大小2種類のサイズと8色から選ぶことができます。
大きいサイズの御朱印帳には、社紋が右上にあるだけですが、小さいサイズの御朱印帳には、社紋が水玉のように全体的にデザインされています。
初穂料は、大きい御朱印帳1,500円、小さい御朱印帳1,300円です。
サイズ違いで、色も多いのは珍しいですね!
こんなに種類が多いと、人と被りにくいので、被りたくない人は嬉しいですよね^^
しかし、同じものを持っている人と出会ったら、何かのご縁を感じてしまいそうです!笑
次に、三嶋大社の変わったおみくじご紹介します。
おみくじについて
三嶋大社のおみくじは、「幸福みくじ守り」と呼ばれています。
名前の通り、おみくじの中に10種類の縁起物のお守りが入っています。
このお守りを大切に身に付けることでしあわせが訪れるんだそうです。
おみくじの運勢があまりよくない内容でも、この縁起物のお守りを持っていればしあわせになれるのは心強いですね^^
初穂料は、200円です。
ぜひ、縁起物のお守りをゲットしてしあわせを引き寄せましょう!
次に、三嶋大社を訪れたら、立ち寄ってほしい併設しているある場所についてご紹介します。
三嶋大社に併設されている宝物館も要チェック!
三嶋大社に併設している宝物館は、三嶋大社に伝わる御神宝、文書、資料など2,000点あまりの宝物を保管、展示しています。
その中でも、北条政子が奉納した国宝「梅蒔絵手箱」は、模造復元品を常設で展示されていますが、とても見応えがあります。
奉納当時の材料と技法を蘇らせ製作し、この制作ビデオも上映しています。
また、重要文化財の刀剣や源頼朝や足利尊氏、北条早雲などの古文書なども見どころです。
開館時間は、9:00〜16:30(入館は16:00まで)。
三嶋大社例祭期間と正月の三が日は開館時間を延長しています。
拝観料
・一般 500円
・大学生、高校生 400円
・中学生、小学生 300円
次に、三嶋大社名物をご紹介します。
三嶋大社名物!福太郎餅
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三嶋大社に行ったら、こちらの名物は外せません!
縁起餅「福太郎」です。
写真の通り、草餅をこしあんでくるんだものですが、おもちは命を強化する食物とされています。
また、草餅に含まれるよもぎは古来より邪気を払うとされ、野草の中でも滋養に富み、特にカルシウムの保留量の多いことで知られています。
このことから、縁起餅とされています。
お茶付きは、200円で食べられます。
箱入り(12個入り)も950円あるので、お土産にもおすすめです^^
次に、三嶋大社に行ったら桜を見て帰らないともったいない!
桜情報についてご紹介します。
三嶋大社の桜の見頃は?
三嶋大社は、三島でも人気の桜スポットです。
2月の寒桜を皮切りに、境内にある15種200本の桜が次々に咲き始めます。
参道脇にはソメイヨシノやミシマザクラ、神池にはしだれ桜が咲きます。
前年の2018年の桜の見頃は3月25日以降でした。
今年2019年は、4月上旬が見頃かもしれませんね。
では、それぞれの桜の楽しみ方をご紹介します。
三嶋大社のしだれ桜は圧巻!
三嶋大社の桜の中で、一番圧巻するのは、しだれ桜です。
境内には神池といわれる池がありますが、池にかかるようにしだれ桜は咲いています。
桜が池に反射して、桜色になった池はまさに神池ですね。
そして、夜桜になるとさらに美しい姿に変貌します。
夜桜もおすすめ
辺りが暗くなると桜のライトアップが始まり、昼の桜とはまた違った顔を見せてくれます。
夜桜を見ながら、境内をゆっくり散策できるのもこの時期だけの景色です^^
しかし、三嶋大社は桜だけではないんですよ。
次に、天然記念物に指定されている木についてご紹介します。
天然記念物の金木犀も
https://flic.kr/p/rtgM57
三嶋大社には、樹齢1200年と推定されている、国指定の天然記念物の金木犀があります。
毎年9月上旬と下旬の2度に満開を迎えます。
薄い黄色の可憐な花をつけ、甘い芳香が特徴です。
春の桜だけでなく、秋の金木犀も訪れて見たくなりますね!
次に、一緒に訪れたい周辺のおすすめ観光スポットについてご紹介します。
周辺のおすすめ観光スポット
・楽寿園
https://flic.kr/p/av4iwJ
明治維新で活躍した、小松宮彰仁親王の別邸として作られた自然豊かな公園で、国の天然記念物及び名勝に指定されています。
動物広場、のりもの広場、郷土資料館などがあり、春は桜・秋は紅葉や菊などの四季折々が楽しめます。
楽寿園正面前には、触るといいことがあるといわれている「ハートの木」があります。
枝の切り口がハート型になっているので、見つけてパワーをいただいてきてくださいね^^
場所は、三島駅南口から徒歩1分なので、帰るときに寄ることができますよ!
・三島スカイウォーク
https://flic.kr/p/Rih9TH
歩行者専用としては、日本一長い全長400メートルの大吊橋です。
橋の高さは70.6メートルで、橋の上からは富士山を臨むことができ、駿河湾や箱根の山々など鮮やかな景色を堪能できます。
併設されたスカイガーデンは、全面ガラス張りでたくさんの花々に囲まれた心地よい空間で、お土産などを買うことができます。
三島駅からは、東海バスで「箱根西麓・三島大吊橋」まで乗車時間は25分ほどで行けます。
・伊豆フルーツパーク
12〜5月はいちご、6〜9月はメロン、10〜12月はみかんと1年を通してフルーツ狩り体験ができます。
2階レストランは富士山を一望できるロケーションと展望デッキがあり、1階には自家農場で収穫したフルーツを加工したスイーツ工房やえびせん工場などもあります。
お土産も買える複合施設になっています。
三島スカイウォークから車で8分なので、一緒に訪れることができます。
次に、周辺の絶品ランチのお店をご紹介します。
周辺の絶品ランチ
・うなぎ 桜屋
創業安政3年の三島にある老舗の鰻屋さん
静岡県三島市で、評価がトップといわれる老舗鰻店。
富士の雪解け水に数日泳がせて身をしめたうなぎを、絶妙な焼き具合で香ばしくふっくらと柔らかく焼き上げています。
タレが甘すぎずさっぱりとしているのもこのお店の特徴です。
守り続けてきた家伝の味を思う存分満喫できる人気店です。
・沼津魚がし鮨
静岡で有名な魚がし鮨をリーズナブルな価格で堪能できるお店
伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅直結の店舗です。
とにかくネタが大きいのが魅力で、海鮮丼はおひつからネタが飛び出てしまうほどのボリュームです。
おまかせ握りランチは、一番人気のランチですが、握りと味噌汁と小鉢がついて約1,400円です。
お寿司以外にも、一品料理やお酒も幅広く提供しているので、新幹線の待ち時間にお昼からお酒を飲むのもいいですね^^
・dilettante cafe(ディレッタントカフェ)
三島の中心を流れる源兵衛川沿いでイタリア料理を提供しているカフェレストラン。
カフェとなっていますが、食事中心のお店です。
季節ごとに変化する三島野菜と沼津港で獲れる新鮮な魚介、県内産のお肉など地産地消しています。
ランチは、お肉かお魚のコースかパスタコースを選べて、1,500円程度です。
店内も店主のこだわりでおしゃれな空間になっていて、ゆっくりとした時間を過ごせます。
晴れている日は、テラス席で自然を感じながらランチを食べるのがおすすめです^^
次に、訪れる前に知っておきたい歴史と由来についてご紹介します。
歴史と由来
三嶋大社の御祭神は、「大山祇命(おおやまつみのみこと)」と「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」です。
御二柱の神を総じて「三嶋大明神」と称しています。
大山祇命は三森農業の守護神、また事代主神は恵比寿様とも称され、福徳の神として商・工・漁業者の厚い崇敬をうけます。
三嶋大社の創建は、不明とされていますが、天然記念物にも指定されている金木犀からすると千数百年以上だといわれています。
古くより三島の地に鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残っています。
三嶋神は東海随一の神格と考えられ、平安時代中期「延喜の制」では、「名神大」に列格されました。
社名・神名の「三嶋」は、地名ともなりました。
中世以降、武士の崇敬、加えて伊豆に流された源頼朝は深く崇敬し、源氏再興を祈願しました。
神助を得てこれが成功するや、社領神宝を寄せ益々崇敬することとなりました。
この神宝の中でも、頼朝の妻、北条政子の奉納と伝えられる国宝「梅蒔絵手箱 及び内容品一具」は、当時の最高技術を結集させたものとして知られています。
頼朝旗揚げ成功以来、武門武将の崇敬が篤く、また東海道に面し、伊豆地方の玄関口として下田街道の起点に位置し、伊豆国一宮として三嶋大明神の称は広く天下に広まっていきました。
また、平成12年には、御本殿が重要文化財に指定され、当社の文化的価値の高さも再認識されています。
この御本殿は、出雲大社に並んで国内最大級の大きさを誇り、現在はパワースポットとしても有名です。
次に、参拝のご利益についてご紹介します。
参拝のご利益について
大山祇命は三森農業の守護神で、事代主命は「出雲大社」のご祭神である大国主命の息子であり、恵比寿様と親しまれています。
このことから、三嶋大社のご利益は、商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除けなどと言われています。
まとめ
三嶋大社についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
それではもう一度振り返ってみましょう。
電車で行く場合
・JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から徒歩約15分
・伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から徒歩約7分
車で行く場合
・東名高速道路「沼津IC」から約20分
・三島駅からバスで10分
駐車場は境内にあります。
乗用車約55台、大型バス13台
小型車 200円(1時間ごと)
大型車 1,000円(1時間ごと)
※大型バス、マイクロバス、小型車を除く車両
→御祈祷領収書か宝物館の認証印があれば、無料で利用できます。
→「正月期間の12/31〜1/3まで」と「例祭期間の8/15〜8/17まで」は駐車場閉鎖しています。
営業時間は、24時間可能です。
祈祷時間は、9時から17時までです。
御朱印 1種類 初穂料300円
御朱印帳 サイズ2種類 カラー8種類 初穂料 大1,500円 小1,300円
「幸福みくじ守り」初穂料200円
宝物館
開館時間 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
拝観料
・一般 500円
・大学生、高校生 400円
・中学生、小学生 300円
三嶋大社名物
・福太郎餅
・桜
・天然記念物の金木犀
御祭神
・大山祇命(おおやまつみのみこと)
・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
御二柱の神を総じて「三嶋大明神」
御利益
・商売繁盛
・家内安全
・交通安全
・厄除け
春は桜を、秋は金木犀を見て、日本の四季を感じ、福太郎や鰻を食べて心身ともにたくさんのパワーをいただける最高のパワースポットです^^