大阪天満宮

大阪府民からは「天神さん」と親しみを込めて呼ばれる「大阪天満宮」。

大阪市の北区、天神橋にご鎮座する由緒正しい大阪天満宮は大阪の人々からとても愛され大切にされてきた神社です。

 

日本三大祭の「天神祭」を行うことでも知られる神社で、守り伝えられてきた伝統を見て、参加して楽しむことができる神社です。

大阪天満宮は受験シーズンになるとたくさんの受験生たちが詰めかけることでも知られています。

 

その秘密は大阪天満宮にお祀りされている神様と深い関係があるんですよ。

 

今回は

  • 大阪天満宮へのアクセス
  • 大阪天満宮の御朱印と御朱印帳
  • お守りの種類とご利益
  • 合わせて訪れたいスポット
  • 周辺のグルメスポット
  • 大阪天満宮での行事
  • 歴史と神様について

 

など大阪天満宮の歴史と伝説、伝統をすべてご紹介して行きましょう。

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営業時間とアクセスについて

所在地は、大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8です。

大阪天満宮へのアクセスと参拝時間を見ていきましょう。

 

大阪の真ん中にある大阪天満宮、車でのアクセスや駐車場の有無も気になりますよね。

車で訪れることは可能なのでしょうか?

 

まず大阪天満宮の参拝時間は朝の9時から夕方5時までとなっています。

授与所が開いているのもこの時間帯です。

電車で行く場合

まずは電車でのアクセス方法をご紹介します。

大阪市内ですからアクセスは抜群ですよ。

 

大阪観光の入り口となるのは新幹線が停車する新大阪駅。

この新大阪駅からJR山陽本線・大阪行きに乗車します。

 

大阪駅から400メートルほど歩いてJR東西線・学研都市線の北新地駅を目指しましょう。

木津行きに乗車して大阪天満宮駅で下車すれば徒歩1分で到着です。

 

新大阪駅からの所要時間はたった17分と言うアクセスの良さ。

大阪が初めての方でも迷わず到着できますよ。

車で行く場合

車で訪れる場合、大阪市内は複雑ですので注意が必要です。

運転に慣れていない方は電車でのアクセスをおすすめします。

 

車の場合、まず阪神高速1号環状線に乗ります。

阪神高速1号環状線は大阪市内を走る環状線。

 

その6番出口である「北浜出口」まで走ります。

大阪駅・扇町の標識に従って車を走らせたら「天満1」の交差点を右折。

 

大阪天満宮はもうすぐそこです。

駐車場について

大阪天満宮は街中にご鎮座する神社ですが、20台分の無料駐車樹が完備されています。

境内のすぐ近くですが少し場所が分かりにくく、初めて訪れる方は迷う可能性があるので注意しましょう。

 

公式のホームページにも書かれていますが、駐車場の住所は「大阪市 北区 天神橋 1-18-19」です。

ナビにはこの住所を入力すると間違えることなく到着できるでしょう。

 

周辺にはいくつもコインパーキングがありますが、大阪市内と言うこともあり割高です。

ゆっくりと参拝するためにも、できることならこの無料駐車場を使うことをおすすめします。

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御朱印について

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近年すっかり定着した御朱印。

大阪天満宮の御朱印も授与所で頂けます。

シンプルながらかっこいいタッチで書かれた御朱印でとても素敵ですよね。

 

御朱印をお願いすると番号札を渡してくださいます。

混雑している時は少し時間がかかりますが、神様との繋がりをいただける御朱印ですからゆっくりと余裕を持って待つようにしましょう。

令和元年7月限定の御朱印も?

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大阪天満宮では度々限定の御朱印が登場します。

 

令和元年7月には天神祭をイメージした素敵な御朱印が2種類登場。

お祭りの賑わいを表した美しい御朱印です。

 

来年度の予定はまだ未定ですが、毎年7月に行われる天神祭の時にはぜひ注目してみましょう。

御朱印帳について

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大阪天満宮では通常2種類の御朱印帳がいただけます。

シックなうぐいす色で梅の枝がデザインされた落ち着いたデザインのものと、黒地にピンクや紫の梅の社紋が散りばめられたものの2種類です。

 

どちらも1500円で授与して頂けます。

 

うぐいす色の御朱印帳はいくつかの天満宮で共通のものなんだとか。

それでもしっかり「大阪天満宮」の刺繍はしてありますよ。

限定御朱印帳がかっこよすぎる!

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大阪天満宮では毎月25日に限定の御朱印帳が授与していただけると話題を集めています。

 

どうして毎月25日なのでしょうか?

実は25日と言うのが、主宰神である菅原道真公の人生にとても関わりの深い数字なんです。

 

誕生されたのが6月25日、左遷の命が下されたのが1月25日、そしてお亡くなりになられたのが2月25日とされています。

このことから毎月25日は「天神の縁日」と呼ばれています。

 

大阪天満宮では毎月25日に特別な御朱印帳と御朱印がいただけるのですが、この御朱印帳がとってもかっこいいんです。

黒地に大阪天満宮の表大門の天井にある「十二支方位盤」がデザインされています。

 

とても鮮やかでかっこいい御朱印帳で持っているだけでご利益がいただけそうな一冊です。

御朱印も限定のものがいただけるので、ぜひ25日に訪れてみましょう。

お守りの種類とご利益

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本殿すぐ右側の授与所ではお守りもいただけます。

 

大阪天満宮のお守りは学業を見守ってくださるお守りを中心に約20種類も!

定番の巾着型のお守りやランドセル型のお守り、梅の香りがする素敵なお守りなど種類がとても豊富です。

 

カラフルなブレスレット型の「絆守」も素敵です。

色々なご利益を授けてくださるお守りがあるので、プレゼントにも最適です。

願い玉を投げて願掛けしよう

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大阪天満宮でいつでも可能な面白い願掛けが「願い玉」です。

 

梅の咲く星合の池に、梅の形をした的が浮かべられています。

梅の花びらを模した部分はそれぞれ色が異なっており、願い事に応じて願い玉を投げ、花びらに見事入ればその願いは叶うと言われています。

 

願い玉は授与所で、3つ500円でいただけます。

3つの願い事の行方を占えると言うわけですね。

 

  • 赤は恋愛運
  • 黄色は商売繁昌
  • 緑は学業
  • 青は芸術
  • 白は健康運
  • 中央の金色はすべての願いを表している

 

のだとか。

どこの花びらに入るかそわそわする、とても面白い占いですよね。

受験生にオススメの通り抜け参拝とは?

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大阪天満宮の境内には「登竜門」と呼ばれる本殿を通り抜けるための門があります。

 

普段は閉ざされている登竜門なのですが、受験シーズンになると決められた日に開き、限られた人だけ参拝することができます。

授与所でお守りを購入すれば、この登竜門の通り抜け参拝が可能になるんですよ。

 

受験生や、受験生を持つ家族にとって最後の神頼みとしてとても人気を集めています。

普段は入ることのできない登竜門、ここを通り抜ければ出世できると言われています。

 

ぜひ合格をお祈りしに出かけましょう。

大阪天満宮の梅

大阪天満宮の社紋にもなっている梅の花。

大阪天満宮は梅の花名所としても知られています。

境内の北側にある「星合の池」が梅の花名所で、辺りで100本近い梅の花が育てられています。

 

また、梅の花が咲く季節には梅祭りも開催され、屋内で「盆梅」を鑑賞できるチャンスも。

お祭りに合わせて露店なども出るのでぜひ訪れましょう。

天満宮の名水とは?

大阪天満宮がある辺りはその昔、大坂四大名水と呼ばれる地下水が湧き出す場所でもありました。

 

大名や、明治天皇にも献上された名水ですがときが経つにつれて地盤沈下の影響や水質の汚染に見舞われてしまいなくなってしまっていました。

 

しかし、この「天神の名水」を復活させるべく天神橋商店街と関西大学が周辺を調べた結果、また水の湧き出す場所が発見されたのです。

こうして復活を遂げた天神の名水は天神祭などで振舞われるとても貴重なお水になりました。

大阪天満宮のイベント

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大阪天満宮では一年を通して様々なイベントが行われています。

お祭りを行って境内で賑やかに過ごすと、神様も喜んでくださるのだとか。

 

  • 7月には天神祭
  • 1月にはえびす祭り
  • 2月には梅まつり

 

が行われます。

大きなお祭りはこの3つですが、他にも季節のイベントが頻繁に開催されています。

300種類の梅酒やリキュールが集まる「天満天神梅酒大会」なども開かれていますよ。

 

イベントの予定は年によって変わるので、ぜひホームページをチェックしてみましょう。

お宮参りについて

赤ちゃんの健やかな成長を願うお宮参り、大阪天満宮でももちろん受け付けてくださいます。

予約はできませんが、9時から16時半の間に授与所で毎日受け付けてくださいますよ。

 

日によっては待ち時間が発生することもあります。

境内では華やかな衣装に身を包んだ子供たちのかわいい姿がよく見られます。

御食事や写真撮影について

大阪天満宮の本殿で、ご祈祷中の写真撮影はできませんので注意しましょう。

写真撮影はご祈祷が終わった後、境内で行いましょう。

 

また、周辺には写真スタジオがいくつもあるので記念撮影をプロに行っていただくのもおすすめ。

一生の思い出になる写真ですから、腕のあるカメラマンに撮影していただきましょう。

衣装をとセットになったプランも多数用意されています。

 

大阪天満宮でお宮参りを終えた後は周辺の御食事処で美味しい会席料理はいかがでしょうか。

周辺には上品な会席料理のお店が多数あるんですよ。

 

御料理 堀川」は大阪天満宮から徒歩3分ほどの和食店。

季節の素材を使った美味しい御料理がいただけます。

ランチもコースでいただけるので、お宮参りなどの特別な日にぴったりのお店ですよ。

七五三について

七五三詣ももちろん受け付けてくださいます。

こちらも予約は不可で、先着順で行ってくださいますので時間に余裕をもって訪れましょう。

 

七五三シーズンになると本殿の横に「祝・七五三」と書かれたフォトスポットが登場します。

こちらでも一生の思い出にご家族で記念撮影をしましょう。

安産祈願について

大阪天満宮では安産祈願も行ってくださいます。

安産祈願と言えば「戌の日」限定で行っている神社も多いですが、大阪天満宮はいつでも「安産祈願です」と伝えればOK。

こちらも予約不可なので早めに出かけるようにしましょう。

挙式や披露宴について

大阪天満宮では挙式披露宴も執り行ってくださいます。

平安時代の様式である「梅花殿」で挙式を執り行い、その後本殿で神様へ結婚の報告を行う本格的な神前式は大阪府民に大人気。

 

かっこいい大正モダンの雰囲気漂うお部屋での披露宴も素敵です。

普通の結婚式とは違う神前式と本格的な料理で新郎新婦も大満足間違いなしです。

周辺でおすすめの観光スポット

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大阪天満宮を訪れたなら、合わせて大阪観光も楽しみたいですよね。

周辺には大阪らしさを堪能できるスポットがいくつもあります。

 

中でもおすすめなのは日本一長いと言われる「天神橋筋商店街」です。

全長2.6キロの活気あふれる商店街で大阪らしい食べ歩きグルメを楽しんだり、「見てってやー!」「負けといたるで!」と呼び込みをしているお店などで溢れています。

 

いかにも大阪な雰囲気を味わえ、お手頃価格で買い物を楽しめる昔ながらの商店街ですよ。

アーケード街なので、雨の日でも快適に観光を楽しめます。

 

大阪くらしの今昔館」もおすすめ。

江戸から大正時代、昭和の大阪へとタイムスリップできるミュージアムで特に若い方におすすめです。

ノスタルジックな雰囲気で素敵な時代があったんだなあと実感できること請け合いですよ。

おすすめの周辺ランチやグルメ

気取らないB級グルメの宝庫である大阪。

どのお店に入っても美味しいものに出会えますが、ここはやはり天神橋筋商店街の老舗に足を運んでみませんか。

大阪といえばお好み焼き。

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天神橋筋商店街では1950年創業の「風月」のお好み焼きを味わえます。

キャベツの甘味とカリッとした生地の食感がたまりません。

カリカリのソバを楽しめる「モダン焼き」もおすすめです。

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夜には「七福神」で大阪名物串揚げをビールと一緒に楽しんでみては?

お昼から営業をしているので、大阪天満宮参拝後にお昼から飲んでしまうのもおすすめ。

大阪はそんな日があっても許される雰囲気です。

 

カリッと揚げられた海鮮やお肉、野菜はどれを注文しても旨みたっぷりで大阪グルメの実力を感じますよ。

歴史と主祭神

大阪天満宮の歴史と、お祀りされている神様について知りましょう。

大阪天満宮の主祭神は先ほども少しご紹介した「菅原道真公」です。

 

菅原道真公は平安時代の政治家であり学者と言うとても頭の良い方です。

出世も早く将来を嘱望されていましたが嫉妬の対象となり、濡れ衣を着せられ、太宰府に左遷されてしまいます。

太宰府への移動途中、大坂に立ち寄ったことから今現在の大阪には菅原道真公に関係のある伝説が多く残されています。

 

実は大阪天満宮も菅原道真公が立ち寄ったとされる神社なのです。

 

この場には昔、大将軍社と言う神社が御鎮座していました。

菅原道真公はこの場で旅の無事をお祈りしたのだそうです。

 

その後、菅原道真公がお亡くなりになった後この場に光る松の木が7本一夜にして芽吹いたのだそう。

それを時の帝が耳にして、道真公をしっかりお祀りしようと建立されたのが大阪天満宮です。

 

ちなみに、この場にご鎮座していた大将軍社は大阪天満宮の摂社となっています。

参拝のご利益

菅原道真公がお祀りされているので学問にご利益があるとされています。

 

境内にある星合の池は恋愛運アップのパワースポットと言われているので、参拝すればきっと良い出会いにも恵まれることでしょう。

 

菅原道真公は芸術の運も授けてくださいます。

物作りが好きな方はぜひ訪れてみてください。

まとめ

今回は大阪府民に愛されている神社、大阪天満宮をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

神社巡りが好きなら必ず訪れたい大阪天満宮、様々なイベントもあり参拝がとても楽しくなる神社です。

 

ご紹介した

・参拝時間
・授与所の空いている時間
・御祈祷の時間
・アクセス
・周辺観光
・御朱印や限定御朱印帳

 

などをぜひ参考に、大阪天満宮へ参拝しに出かけてみましょう。

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