松尾大社

今回は全国の酒造家、愛酒家から注目を集める松尾大社についてご紹介します。

御朱印や注目ポイント、アクセス情報など詳しくご紹介します!

 

そして大社の歴史では、松尾大社が酒造家たちに愛されるその理由にも迫ります!

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松尾大社は酒の神様!

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松尾大社は「日本三大酒神神社」として知られ、全国的から酒造家が訪れます。

 

日本三大酒神神社は、他に「大神神社」と「梅宮大社」がございますが、中でも松尾大社は「酒造第一祖神」として古くから崇拝されているんです!

その理由は諸説ありますが、日本に酒造の技術を伝えた渡来人が、松尾大社の創設者の祖先であったと言われています!

 

特に注目は、積み上げられた酒樽に覆われた「神輿庫(みこしくら)」です!

全国の酒造家によって奉納された酒樽で、一定期間を過ぎると積み直されます。

 

そんな、松尾大社に訪れたからには是非立ち寄って頂きたいのが「お酒の資料館」です!

お酒の資料館も是非行ってみよう!

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営業時間は、9:00~16:00で、入場料無料です。

 

資料館では松尾大社のお酒の神様についてや、神事と深い結びつきのある神酒(みき)について展示されていまます。

模型や、ビデオでわかりやすく説明されていますよ ^^

 

さて、お酒で有名な松尾大社では、とっておきのイベントがあることをご存じでしょうか?

酒1グランプリ

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その名も「酒1グランプリ」です。

全国から酒蔵が集まり、参加者はお酒を飲み比べ、投票で日本一の日本酒を決めるというイベントです。

2014年に初回開催され、今年で第6回を迎えました!

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2019年の優勝は今西酒造の「みむろ杉」でした。

イベント参加には、事前にチケットの購入が必要で、3800円500枚限定です。

2月に販売が開始されますので、見逃し厳禁ですよ!!

 

年々、参加酒蔵も参加者も増え続け、とてもHOTなイベントですね!

 

松尾大社がそれほどまで酒造家に注目される理由の1つに、全国の酒造家が訪れては持ち帰り、醸造時に混ぜるという御神水があるんです!

名水!亀の井について

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本殿向かって右側の廊下を潜るとすぐにある「神水」と書かれた泉が「亀の井」です。

この泉は、松尾大社の奥に見える山(松尾山)からの渓流で、またの名を「よみがえりの水」とも言われています。

 

延命長寿のご利益があると言われ、授与所で頒布されている瓶で持ち帰ることもできますよ!

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山吹の名所!

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松尾大社は関西一の山吹の名所として知られています!

 

毎年4月中旬になると境内の川のほとりを黄色い山吹が飾ります。

その数3000株とも言われる山吹が境内を彩る様子は見事ですよ ^^

 

そして見頃の時期にはおまつりも行われます。

山吹まつりについて

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毎年山吹の見頃に合わせて行われるお祭りで、2019年は4月10日~5日5日に開催されました。

 

お祭り期間には、フリーマーケットや神前芸奉納などの催しが行われます。

また、ゴールデンウィーク期間に合わせてライトアップもされ、昼間とは違う雰囲気を楽しめますよ。

 

さて、神社に訪れて見逃せないのが、御朱印ですよね!

ここからは、松尾大社の御朱印の情報をご紹介します!

御朱印について

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松尾神社の御朱印はこちら!

拝殿向かって左手の授与所にていただけます。

 

また、写真の御朱印の他に京都の5つの神社をめぐる「京都五社めぐり」専用の御朱印もありますよ ^^

 

初穂料は通称版300円、京都五社めぐり版300円(1社目は専用色紙含め1000円)です。

 

そして御朱印を集めている方にオススメな神社オリジナルの御朱印帳、平安神宮にもございます!

御朱印帳について

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こちらが松尾大社オリジナルの御朱印帳です。

神輿庫の前に積み上げられた酒樽が描かれています!

まさに松尾大社ならではの御朱印帳ですね ^^

 

初穂料は1000円です。

 

御朱印帳をいただける授与所の時間は基本参拝時間と同じですよ!

 

そして、その授与所ではお守りも頒布されています。

お守りの種類や効果

松尾大社のお守りはとても豊富です!

安産守やむすび守り、厄除け御守などがございます。

なかには珍しいお守りや、大社らしいものあります!

 

◎山吹花守

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山吹の名称らしいかわいらしいストラップ型まもりです。

その鮮やかな金色から、金運のご利益があるといわれています。

 

◎交通安全おまもり

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山吹花守同様ストラップ型のかわいらしいお守りです。

お子様に人気のお守りですよ ^^

 

◎服酒守・販酒守・醸酒守

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松尾大社と言えばなんと言ってもこのお守りです!

お酒を飲む人、売る人、造る人にむけたお酒の神様ならではのお守りですね。

普段から持ち運ぶものに入れて、身につけておくと良いといわれています。

 

そんな注目ポイントをご紹介したところで、松尾大社の基本情報を見ていきましょう!

営業時間とアクセス

所在地は、京都府京都市西京区嵐山宮町3 です。

松尾大社の拝観時間は下記の通りです。

平日・土曜日 9:00~16:00
日曜日・祝日 9:00~16:30

 

また、庭園や神像館は拝観料(大人500円)が必要です。

電車で行く場合

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阪急電車 阪急嵐山線「松尾大社駅」から徒歩5分。

全国的に有名な観光地「嵐山」の近くで、京都駅からは電車で40分ほどです。

車で行く場合

名神高速道路「京都南IC」より約30分。

周辺は住宅地ですが、府道29号線に大きな鳥居が見えますのでわかりやすいですよ ^^

駐車場について

松尾大社の駐車場は100台ございます!

参拝者は無料で使える駐車場ですよ。

十分な広さですし、周辺に有料駐車場もございますので、安心ですね ^^

 

さて、アクセス方法が分かったところで、松尾大社の魅力についてご紹介していきます!

松尾大社の見どころ

「酒造第一祖神」として全国の酒造家や愛酒家に注目されている松尾神社ですが、お酒以外にもたくさん魅力があるんです!

 

続いては、中でも注目して頂きたいイベントやポイントをご紹介いたします ^^

まずはイベントから見ていきましょう!!

八朔祭

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五穀豊穣、家内安全を願うお祭りで、京都で行われる最後の夏祭りといわれています。

毎年9月の第一日曜日に行われます ^^

 

お祭りでは、無形文化財に登録されている「六斎念仏踊」や「盆踊」が奉納されます。

大社から出発し、川を渡る神輿はとても見応えがあるので、おすすめですよ!

亀の市

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松尾大社では、月に1回ほどのペースで行われているフリーマーケットです。

地元では亀の市として親しまれています。

4月5月には、山吹まつりも行われてより賑わいを感じますよ ^^

 

ここからは境内の注目ポイントです!

幸運の撫で亀

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撫でると長寿延命、家庭円満のご利益があると言われている「撫で亀さん」です!

古くから亀は松尾大社の神使と伝えられています。

庭園

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松尾大社の庭園は、

  • 上古の庭
  • 曲水の庭
  • 蓬莱の庭

の3つの庭を合わせて松風苑(しょうふうえん)三庭と呼ばれています。

 

昭和初期の日本庭園研究家「重森三玲」集大成の作品で、昭和を代表する現在庭園です。

 

拝観料は大人500円、学生400円、子供300円です。

磐座

松尾大社の磐座(いわくら)というのは松尾山の頂上付近の大岩のことをいいます。

その大きな岩は、松尾大社の神様が、社殿に祀られる前に、神様を祀っていた所なんです!

神職以外の登拝を禁じられたとても神聖な場所です ^^

 

続いては大社のご祈祷やお詣りについてご紹介です!

お宮参りについて

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松尾大社ではご祈祷の予約は行っていません。

毎日9:00~16:30頃までに受付を行う事で受けることができます。

 

また、ご祈祷をされる方限定で京料理のお食事席を用意して頂けます。

 

要予約の大人6000円 子供4000円です。

七五三について

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お宮参りと同じくご祈祷の予約はありません。

毎日9:00~16:30頃までに受付を行う事で受けることができます。

 

こちらも、ご祈祷をされる方限定で京料理のお食事席を用意して頂けます。

 

要予約の大人6000円 子供4000円です。

結婚式について

松尾大社ではいくつかのプランが用意されています。

葵殿、拝殿、本殿とそれぞれ雰囲気やスケールから選択することができます。

 

披露宴のお食事も2種類から選ぶことができ、神社の結婚式としてはめずらしく、かなり選択肢があるとおもいますよ!

 

結婚式の受付は拝殿向かって右手の駐車場の参集殿に窓口がございます。

 

最後は知っていた方が倍楽しめること、間違いなし!

松尾大社の歴史とご利益ついてご紹介です!

歴史と主宰神

主宰神は、

  • 大山咋神 (おおやまぐいのかみ)
  • 市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)

です。

 

松尾大社の信仰は古く、大山咋神は現在の日吉大社と松尾大社一体を支配する神として、大社創建より以前から崇められていたそうです。

松尾大社創建のきっかけとなったのは、5世紀頃に朝鮮新羅の豪族である「秦氏」集団で来住し、松尾大社周辺の開拓に当たりました。

その秦氏一族の特技が酒造と言われ、そこから松尾大社は「日本第一酒造神」といわれています。

 

また、秦氏が朝鮮半島と貿易をする関係から、海上保護の神様である市杵島姫命を祀ったと言われています。

参拝のご利益

松尾大社で本も有名なご利益は醸酒神として「酒業繁栄」等ですが、他にも古来から崇敬されるご利益もございます。

神水、よみがえりの水とも言われる延命長寿。

 

その他にも

  • 交通安全
  • 治水
  • 土木
  • 開拓

 

など地域の氏神様としての役割を担っているんですよ ^^

 

ここまで、全国の酒造家、愛酒家が注目する松尾大社についてご紹介してきましたかいかがでしたか?

それではここまでのことを振り返ってみましょう。

まとめ

◎アクセス方法

・電車の場合
阪急電車 阪急嵐山線「松尾大社駅」 徒歩5分
・車の場合
名神高速道路「京都南IC」より約30分
駐車場は100台

 

◎御朱印について

・通常御朱印300円
・京都五社めぐり300円(1社目は専用色紙含め1000円)
・オリジナル御朱印帳有り

 

◎お守り

・安産守
・むすび守り
・厄除け御守
・山吹花守
・交通安全守り
・服酒守、販酒守、醸酒守

 

◎松尾大社の魅力

・神輿庫:奉納された酒樽が積み上げられている
・亀の井(よみがえりの水):松尾山から流れ着いた神水
・山吹の名所:4月中旬~5月初旬
・幸運の撫で亀:延命長寿、家庭円満
・松風苑三庭:昭和を代表する現在庭園
・磐座:創建以前に神様が祀られていた大岩

 

◎松尾大社のイベント

・酒1グランリ:春に行われる全国一位の酒造家を決めるイベント
・山吹まつり:4月中旬~5月初旬
・八朔祭:夏祭り
・亀の市:フリーマーケット

 

◎ご祈祷

・お宮参り、七五三
事前予約不可
毎日9:00~16:30頃受付
・結婚式
事前予約必須
プランあり
毎日9:00~16:30頃受付

 

◎主宰神

・大山咋神
・市杵島姫命

 

◎ご利益

・酒業繁栄
・延命長寿
・交通安全
・治水
・土木
・開拓

 

という感じでしょうか ^^

京都の中ではあまり一般的では無い神社ですが、お酒好きの方には是非ともおすすめしたい神社の1つです。

是非、訪れることがあれば、参考にしてくださいね!

 

以上、松尾大社のご紹介でした!

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