
今回は日本三大鳥居をもつ気比神宮についてまとめてみました!
こちらの神社、北陸で唯一「神宮」とよばれる神社で、皇室と関わりの深い由緒ある神社なんですよ。
私も実際伺った事があるのですが、空気がよく、確実に行ってよかったと言える空間でした!
そんな気比神宮の御朱印のもらい方や、お守りの種類、イベントや夏祭り情報…
さらには、日本三大鳥居やパワースポット、歴史からご利益について…注意点やオススメ情報と合わせて徹底的に網羅しました!!
気比神宮を訪れる際には、是非参考にしてみてくださいね。
それでは、気比神宮の御朱印のもらい方から順に紹介していきます!
Contents
気比神宮の御朱印
気比神宮の御朱印は社殿向かって左の授与所で頂くことができます!
初穂料は300円です。
御朱印のデザインはシンプルで、社名と「越前之國一ノ宮」の押印です。
ここで気を付けたいのが御朱印を頂く際のマナーです。
簡単に3つ紹介いたします!
- 御朱印は参拝後に頂くこと
- 小銭を用意しておくこと
- 書いて頂いている間は静かに待つこと
また、御朱印帳を用意しておくのも大切ですよ。
今はネットショップでも販売されていますので、ぜひ用意してくださいね!
オススメはそれぞれの神社で頒布されているオリジナルの御朱印帳です。
神社のお守りなどと同じ場所で頂くとができます!
その神社ゆかりのデザインが多く、御朱印帳との出会いも楽しみのひとつだと思います^^
そんな神社オリジナルの御朱印帳…
もちろん気比神宮にもあるんです!
続いては、気比神宮御朱印帳についてご紹介させて頂きます!
気比神宮の御朱印帳
気比神宮オリジナルの御朱印帳はこちら!
1500円で、青とピンクの2色展開です。
このデザインの大きな特徴は鳥居ですね!
冒頭で少し話しました、気比神宮の大鳥居は日本三大鳥居のひとつということで、そのデザインが施されています!
まさに神社ゆかりのデザインですね!
御朱印をもらえる時間
御朱印を頂ける授与所の時間は8:30~17:00とのこです。
ちなみに気比神宮の参拝時間は6:00~17:00
授与所の時間は17:00までとなっていますが、閉門時間と同じなので、余裕をもって出向くといいかと思います。
さて、いざ向かうとなると気になるのはアクセスですよね!
ということで続いては、アクセス方法です!
気比神宮のアクセス
所在地は、福井県敦賀市曙町11-68です。
・公共交通機関の場合
最寄り駅は JR北陸本線 「敦賀駅」
駅から徒歩 約15分
各種バス 約5分 (停留所:気比神宮前)
「福鉄バス」「コミュニティバス」「ぐるっと敦賀周遊バス」
・自動車の場合
北陸自動車道「敦賀IC」から約10分
と言う感じです。
駅からも比較的近くアクセスしやすいですね!
駐車場
駐輪場は2カ所、合計100台ございます。
表参道駐車場と東駐車場の2カ所です!
ただ、東駐車場の場所が表参道口の裏側ですので、そのまま境内の方向へ進むと、鳥居や手水舎と逆から境内に入ることになってしまいます ><
せっかく、の日本三大鳥居…正面から見て入りたくないですか?
そんな時は駐車後、1度神宮の周りを歩いて正面から入ることをオススメします!
ここまでの情報で、初めての方も安心して訪れる事ができますね^^
では、ここからは気比神宮の魅力について、詳しく見ていきましょう!!
気比神宮のお守りの種類
20種類を超えるお守りから選ぶことができます。
初穂料は700~2000円程度、お守りによって異なります。
開運や健康、交通安全、厄除け、学業成就、縁結びなど多数用意されています。
中でも長命守は、後でご紹介する「長命水」のご利益を得られるお守りということでオススメですよ!
ところで…先ほどから何度も登場する日本三大鳥居。
単に日本三大鳥居といっても、いくつか種類があることをご存じですか?
続いて、見ごたえも抜群!気比神宮の大鳥居について触れていきたいと思います!
日本三大鳥居の一つ
日本三大鳥居の種類…
それは基準によって分類されているんです!
その種類と基準がこちらです!
- 日本三大鳥居 - 日本を代表する鳥居
- 日本三大木造鳥居 - 木造鳥居で代表する鳥居
- 日本三大石鳥居 - 石造り鳥居で代表する鳥居
- 日本三大大鳥居 - 高さに焦点を当てた大きな鳥居
気比神宮は中でも日本三大木造鳥居のひとつなんですね!
そんな日本三大木造鳥居…
他の2つは春日大社(奈良県)と厳島神社(広島県)です!
このふたつの神社は訪れたことがある、見たことがある方が多いのではないでしょうか?
というのもこのふたつの神社は、ユネスコの世界遺産に登録されているんです!
そんな世界遺産と並んで日本三大木造鳥居である気比神宮は、国の重要文化財に登録されています。
他のふたつに比べ知名度は低くても、同じスケール感と言ってよいのではないでしょうか。
そんな気比神社には鳥居の他に、有名なパワースポットがあることをご存じでしょうか?
そう、先ほどご紹介した「長命水」です。
次は、北陸屈指のパワースポットについて詳しくご紹介します!
長命水
表参道口の大鳥居から入って社殿に向かうまでの左手、中鳥居や手水舎の手前にあるのが、パワースポット「気比の長命水」です。
知らずに歩いていたら見逃してしましそうなので、注意してくださいね!
この「長命水」は702年、新しく神々を祀るため、神宮を修営している時に地下水が湧き出てきたそうです。
その祀られた神々が長生きであったことから、今も長命の神水として崇められているということです!
石造の亀の口から流れ出ているのが飲料用の神水です。
この長命水は無病息災の御利益があり、飲むことで「健康になれる、長寿になれる」とも言われていますので是非一口、頂いてみてはいかがでしょうか?
無病息災のパワースポットを持つ気比神宮。
続いては、そんな神宮で毎年行われている、無病息災のお祭りについてお話しますよ!
どんど焼き
気比神宮では毎年1月15日(旧正月)に行われます。
どんど焼きは例祭で、7:00から準備にはいり、夕方鎮火されます。
お正月に使われた松飾りやしめ縄、書き初めなどを神社の境内で焚きあげるんです!
どんど焼きの煙にあたると、その年は健康で風邪を引かないなどの言い伝えがありますよ。
神宮の例祭は、どんど焼きの他にもたくさんあるので、続いては気比神宮のお祭りについてご紹介です!
気比神宮のお祭り
気比神宮では、年間30種類ほどの例祭が行われているんです。
小さな例祭から大きな例祭までありますが、中でもひときわ大きな「敦賀まつり」を紹介いたします!
敦賀まつり(気比神宮例大祭)
敦賀まつりは、毎年9月1日~9月15日にかけて行われます!
とても長いお祭りなので「気比の長祭」とも呼ばれているんです。
また、敦賀まつりは神社の例大祭(最も重要な祭り)なので日程は毎年同じなんですよ。
そして、日付けごとに行われる催しもしっかり決まっていて、祭り中は屋台が立ち並び、県外からも人が集まる賑わいになります。
また、1日~4日には大幅な交通規制もあるので、公共交通機関での移動がオススメです。
次は、その他気比神宮の見逃せないお祭りやイベントをご紹介します!
気比神宮の厄払い
気比神宮では毎日ご祈祷の受付を行っています。
受付時間は9:00~16:00 社務所で受け付けています。
初穂料は5000円です。
予約は必要なく、当日受付で厄払いして頂くことができるんです!
また厄払いは通常厄年(前厄、本厄、後厄)の立春(2月4日)までに行くことが習わしとされています。
あくまで習わしですので、それまでにいけなくても年中受け付けてもらえますよ。
ただ、お正月、例祭等の特別な日には、受け付けない日もあるとのことなので、神宮の予定は調べてから向かうといいですね。
気比神宮の紅葉
秋、木々が色づく季節には、また違った気比神宮を楽しむことができるんです!
境内にはたくさんの木々が生えていますので、茂る春や夏には、大鳥居や社殿の赤い漆が、鮮やかに色を放ちます。
しかし、紅葉の季節にはコントラストが落ち着くので、優しい大鳥居を見ることができますよ。
時期や見頃は?
例年の色づきはじめは 10月中旬
見頃は11月中旬~下旬 といった感じです。
気比神宮は紅葉の名所というイメージはないかもしれませんが、情緒があって穴場と言えるかもしれません!
さて、季節のイベントといえば絶対見逃せないのが初詣ですよね!
気比神宮の初詣
1月1日は年が明けた0:00に開門します。(閉門時間18:00)
0:30からは「えにし餅つき」というイベントも行われますよ!
例年の人出は約10万人というこで、カウントダウンの時間帯はかなりの混雑です。
社殿前から大鳥居を超えて並びますので、お子様と一緒に気比神宮での年明けは避けた方がよさそうですね。
ですが、1日の日が昇ってからは人が多すぎて歩けないほどではないので、お子様も安心して参拝することができそうですよ!
また、2日からの開閉門時間は通常の6:00~17:00になるのでご注意ください!
はい、ここまでお祭り、イベントを紹介してきましたが、いかがですか?
行ってみたいイベントは見つかりましたか?
次は、気比神宮に訪れたら是非とも寄っていただきたい!
周辺の絶品グルメをご紹介です!
周辺でおすすめのランチ
・どんと屋 気比神宮 徒歩13分
海鮮丼のおいしいお店です。
季節によって限定商品もあるので何度訪れても楽しめますよ!
・なかや 気比神宮 徒歩6分
大将のお任せメニューが美味しすぎると評判のお店です。
丼ものから定食まで~2000円程度の価格帯です。
・そば処はやし 気比神宮 徒歩11分
気比そばという人気のセットは、5種類のお蕎麦を少しずつ楽しめて1400円!
ボリュームもしっかりありますよ。
さて、気比神宮の魅力をお伝えしてきましたが、訪れる前にもうひとつ。
知らずに訪れるより、倍楽しめること間違いなし!!
気比神宮に祀られる神々や、歴史のご紹介です!
気比神宮の歴史と主祭神
主祭神(その神社に祀られる代表の神様)は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)です。
イザサワケは別名、御食津大神(みけつおおかみ)ともいい、気比神宮特有の神様なんですよ!
神宮の言い伝えでは、イザサワケは境内の北東方にある「土公」の地に降臨したと言われています。
気比神宮はとても古い歴史があるので、歴史書というよりは日本神話に登場する形で記述に残っています。
最初に気比神宮が記述に残るのは、日本書紀と古事記共に、(14代天皇)仲哀天皇とその妻である神功皇后の頃です!
その記述では、神功皇后が朝鮮半島へ渡る時に、イザサワケに祈願したところ、助けられたことがあったんですね。
そのことから、仲哀天皇と神功皇后の命令でイザサワケは祀られ、これが気比神宮の創建といわれています。
また、大宝2年(702年)に天武天皇の命令によって、仲哀天皇・神功皇后(その他4神)ともに祀られました。
この時の修営の際に、長命水が湧き出したと言われているんです。
ずいぶん長く話してしまいましたが、最後にご利益についてご紹介いたします。
実は神様にも得意不得意があるんです!
簡単に言うと、何の神様か知らずに参拝することは、国語の先生に数学の質問をするようなものだったりします 笑
数学の質問はきちんと、数学の先生に質問しましょう!
ということで、気比神宮の神々の得意分野をご紹介です!
参拝のご利益
まず、先ほど紹介しました主祭神、伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は、古くから「食べ物の神様」「農漁業の神様」「海上安全の神様」など衣食住全般を守る神様として崇められています。
その他に祀られる神様にもそれぞれご利益があり、特に
- 無病息災
- 交通安全
- 延命長寿
- 安産
などのご利益もありますよ!
ふぅ…
ものすごい情報量ですね!
ちょっと…いや、かなり笑
忘れてしましそうなので、重要なことをざっとおさらいいたします!
まとめ
御朱印
・授与所で頂ける
・初穂料300円
・8:30~17:00 (余裕を持って伺いましょう)
・オリジナル御朱印帳 1500円
アクセス
・公共交通機関の場合
・最寄り駅「敦賀駅」
・駅から徒歩 約15分
・各種バス 約5分
・自動車の場合
・北陸自動車道「敦賀IC」から約10分
・駐車場あり (100台)
気比神宮の特長
・日本三大木造鳥居のひとつ
・無情息災の長命水
オススメ例祭・イベント
・どんど焼き
・敦賀まつり
・厄払い
・紅葉
・初詣
御利益
・衣食住
・農漁業
・海上安全
・無病息災
・安産
という感じですかね~。
お伝えしたいことがたくさんの気比神宮でした!
気になった方は是非、気比神宮を訪れてみてくださいね!
私も、また違う季節に訪れたいと思います^^