近江神宮

競技かるたが題材と言う耳にするだけでは少しお堅い内容にも関わらず、大人気となりアニメ化、映画化と今や誰もが知る漫画となった「ちはやふる」。

この「ちはやふる」にも登場するのが滋賀県大津市にご鎮座している「近江神宮」です。

 

小倉百人一首の第1首目に選ばれた天智天皇を主祭神とすることから「かるたの聖地」と呼ばれる近江神宮。

ここで、ちはやふるの熱い世界と日本の美しい和歌の世界に触れてみませんか。

<スポンサーリンク>

近江神宮でちはやふるの聖地巡礼!

この投稿をInstagramで見る

 

オータムさん(@trip.autmn.trip)がシェアした投稿 -


かるたの聖地である近江神宮では、通常の参拝では体験できない素敵なイベントが多数用意されています。

 

そこでまず知っておきたいのが、どうして近江神宮はかるたの聖地なのか?と言うことです。

天智天皇をお祀りしていること以外にも、実は理由があるんです。

それが、「かるたの甲子園」がここ近江神宮で行われるということ!

 

「ちはやふる」の題材となっている「競技かるた」はしっかりと勝ち負けのあるスポーツのようなもの。

勝負の場となるのがこの近江神宮なんです。

 

競技かるたをする人たちにとって憧れの場所でもある近江神宮では、「ちはやふる」の世界に浸れる嬉しい仕掛けがたくさんあります。

ちはやふるみくじ

この投稿をInstagramで見る

 

jun//さん(@nakajun4090)がシェアした投稿 -

近江神宮には通常のおみくじも用意されていますが、「ちはやふる」とコラボしたものが大人気となっています。

 

授与所で引ける「ちはやふるみくじ」は少し大きめのかるたサイズ。

紐で結ばれており、中を開くとキャラクターの絵と共に運勢が書いてあります。

 

裏面には百人一首のうちの一首が現代語訳と共に記載されていますので、その一首をお気に入りにして覚えるのも良いですね。

<スポンサーリンク>

映画「ちはやふる」なりきり体験について

漫画「ちはやふる」の中でもとても重要な場所として登場する近江神宮。

アニメではオープニングテーマでも描かれるほどです。

 

そんな近江神宮で「ちはやふる」の世界にもっと浸れるなりきり体験が大人気となっています。

キモノ体験

この投稿をInstagramで見る

 

@sakikorangeがシェアした投稿 -


「ちはやふる」の世界でとても印象的なのが袴を着ての競技かるたです。

 

普段は着物以上に着る機会のない袴を近江神宮で着てみませんか。

境内に入って本殿に向かって右側の方向に進んで行くと「衣裳部」があるのでそちらで受付を済ませましょう。

袴や着物がたくさん用意されているので好きなものを選び、着付けもしていただけます。

 

近江神宮境内で写真撮影を楽しんだり、和装でしっとりと散策を楽しんだりできる1時間のプランは1000円ととてもお手頃です。

近江神宮外へと出かけたい場合も3時間までで2000円と格安なので、旅の思い出にチャレンジしてみては?

競技かるた体験

この投稿をInstagramで見る

 

slow lifeさん(@slow_life_kn)がシェアした投稿 -


近江神宮で「ちはやふる」の世界に浸っていると、やっぱり一度体験したくなるのが競技かるたですよね。

まずは近江神宮で競技かるたの体験をしてみるのはいかがでしょうか?

 

競技かるたの大会が行われるのは近江神宮の境内にある「近江勧学館」の2階、「浦安の間」です。

「ちはやふる」の映画撮影も行われたこの「近江勧学館」は競技かるたを志す方にとって聖地中の聖地といえる場所。

大会やその他のイベントが行われていない時にはこの「浦安の間」の見学も可能です。

 

「近江勧学館」の中には映画出演者の皆さんのサインや作者である末次由紀先生の直筆の絵馬も飾られているので要注目。

この「近江勧学館」内には競技かるたの体験ができるコーナーも備わっているので、袴姿でかるたの前に座ってみては?

また、近江神宮では競技かるたの体験イベントも行われています。

 

日にちが合えばぜひ参加してみましょう。

ちはやふるオリジナルグッズについて

この投稿をInstagramで見る

 

Masahiko Nagaokaさん(@mayamayahiko)がシェアした投稿 -


「近江勧学館」では「ちはやふる」のオリジナルグッズも販売されています。

 

「近江勧学館」食堂の名物であるカレーと「ちはやふる」コラボレーションが嬉しい「ちはやふるカレー」や、「ちはやふる時計」、キーホルダーなどファンにとってはたまらないものばかり。

 

お土産にぴったりなおせんべいもあるので、話題作りにおひとついかがでしょうか。

近江神宮はその他見どころも沢山!

この投稿をInstagramで見る

 

近江神宮附属近江時計眼鏡宝飾専門学校🇯🇵さん(@oumitokeigakkou)がシェアした投稿 -


着物体験やちはやふるなりきり体験など通常の参拝以上に楽しい近江神宮ですが、他にも見どころが。

 

近江神宮は日本で初めて時計を造った天智天皇がお祀りされていることから時計に関する展示もされています。

時の守護神とも呼ばれる天智天皇の元には世界の有名な時計メーカーからいくつもの時計が奉納されているので注目しましょう。

 

境内には「時計館宝物館」もあり貴重な懐中時計や振り子式の時計などが展示されています。

営業時間とアクセス

所在地は、 滋賀県大津市神宮町1-1-1です。

見どころいっぱいの近江神宮、しっかりと時間を取って参拝したいですよね。

通常の参拝よりも時間がかかるので、余裕を持って訪れることをおすすめします。

参拝時間は朝の6時から夕方18時までとなっていますが、御朱印やご祈祷、着物体験などは朝の9時から16時までとなっています。

 

続いてアクセスを見て行きましょう。

電車で行く場合

電車で向かう場合は京都駅から向かうのが便利です。

関東地方から向かう方はまず京都駅を目指しましょう。

 

京都駅からJR湖西線・近江舞子方面行きに乗車して大津京駅に向かいます。

大津京駅で下車後、徒歩で京阪電鉄・皇子山駅に向かい、比叡山坂本・近江神宮前方面行きに乗車して、近江神宮前駅で下車、後は看板に沿って徒歩で到着です。

 

映画が公開されていた時期には、京阪電鉄でちはやふるのラッピング電車が運行していました。

ピンクや青の鮮やかな車体に、映画で主演を演じた広瀬すずさん、主人公千早が描かれておりとても鮮やかで素敵なラッピング電車でした。

 

またメディア化される時にはぜひ注目してみましょう。

車で行く場合

車で向かう場合はまず名神高速京都東インターを目指します。

インターで降りた後、西大津バイパスに入り、宇佐山トンネルを出て側道に入りましょう。

後はすべて看板があるので見逃さないように気をつけながら進んで行きましょう。

駐車場

近江神宮の駐車場は年末年始を除いて無料で利用できます。

200台分用意されているので、平日に停められないと言うことはほとんどありませんので安心です。

御朱印について

この投稿をInstagramで見る

 

なるせさん(@naruse_trip)がシェアした投稿 -


神社に参拝したら神社とのご縁である御朱印をいただきましょう。

 

近江神宮の御朱印は授与所で朝9時から16時までの時間でいただけます。

 

シンプルながらもとても力強い御朱印はいただくだけでご利益がありそうです。

オリジナル御朱印帳

この投稿をInstagramで見る

 

Cーnaさん(@hisa_c_na)がシェアした投稿 -


近江神宮にはオリジナルの御朱印帳も用意されています。

 

社紋をあしらった鮮やかなピンク色の御朱印帳で、裏面は金色で近江神宮の文字がとても素敵です。

もう一冊は黄緑色に神社名が刺繍されたこちらもシンプルな作りです。

 

簡素な美しさで上品な雰囲気が漂っている大人の御朱印帳です。

お守りについて

この投稿をInstagramで見る

 

日本旅人塾 Japan Tabiさん(@japantabi.pr)がシェアした投稿 -


近江神宮のお守りは種類豊富ですが、特におすすめのオリジナルお守りがあります。

 

まずは時の守護神にちなんだ「ときしめす守」。

前進する時、チャレンジする時などを見守ってくれる「時」にちなんだお守りです。

深緑の巾着型で、輝くように社紋が描かれているお守りは近江神宮でしか手に入りません。

 

他にもかわいい刺繍の「三つ目守り」、未来を見通す目を授けてくださる「ふくろう守り」などがあります。

周辺でおすすめの観光スポット

この投稿をInstagramで見る

 

🍀nao🍀&🐶マロン🐶さん(@w202nao)がシェアした投稿 -


近江神宮へ出かける際には、近くの琵琶湖も一緒に堪能してみませんか。

 

関西の水源と言われる大きな琵琶湖で遊覧船「ミシガン」に乗車してみるのがおすすめです。

近江神宮から徒歩10分ほどのところに位置する「びわ湖大津館」と言う由緒あるホテルに隣接するイングリッシュガーデンの散策をし、そこから遊覧船ミシガンに乗車できます。

 

美しい庭園と水面のきらめく琵琶湖で贅沢な時間を過ごしましょう。

周辺の絶品ランチ

この投稿をInstagramで見る

 

saoriさん(@teftef__teftef)がシェアした投稿 -


近江神宮を参拝し、「ちはやふる」のなりきり体験を楽しんだらお腹がすいて来ますよね。

近江神宮周辺エリアは近江牛が有名ですので、ちょっと贅沢なランチはいかがでしょうか。

とろけるような食感の牛肉がとてもオトクなお値段で食べられます。

 

近江神宮から車でたったの12分、島ノ関駅前にある「ビエラ大津」の中にある「近江牛ダイニング OKAKI ビエラ大津店」は自家牧場のお肉がメインのダイニング。

とってもリーズナブルに近江牛ランチが頂けます。

ステーキにハンバーグ、ビーフシチューにカツサンドなど近江牛を使ったメニューが種類豊富に楽しめるのでランチはここで決まりです。

おすすめのお土産品

この投稿をInstagramで見る

 

ドリッピーズさん(@hmmskt)がシェアした投稿 -


「ちはやふる」グッズも魅力的な近江神宮ですが、職場や家族へのお土産はその土地の名産品や特産品などが良いと思う方もいるはず。

近江神宮エリアには魅力的なお土産もしっかり用意されています。

 

近江神宮のご鎮座する大津市の名物は「三井寺力餅」と言うきなこたっぷりのお団子です。

普通のきなこもち?とお思いでしょう?

「三井寺力餅」はきなこの量もお団子の食感も普通のきなこもちとは一線を画しています。

 

串に刺さったお団子に、風味豊かなきなこをたっぷりと絡ませて食べる「三井寺力餅」はとても柔らかく、とろけてなくなるような食感。

無添加で体に優しいのも嬉しいお土産です。

 

ぜひおひとつお持ち帰りしてみましょう。

歴史と主宰神

近江神宮にお祀りされているのは「天智天皇」です。

 

「天智天皇」は誰もがピンとくる他のお名前もお持ちなんですよ。

それが「中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)」です。

 

大化の改新を先導した中大兄皇子がお祀りされているのがこの近江神宮と言う訳ですね。

天智天皇は滋賀県の大津市に都を遷都し、大津発展の基盤を築いたとされています。

このことから大津エリアで天智天皇をお祀りするために、昭和の時代に入ってから創建されたのがこの近江神宮です。

 

近江神宮自体の歴史はまだ若いものですが、それより以前から天智天皇を敬い続けた大津の人々の悲願がこの近江神宮の創建でした。

近江神宮にはお祀りされている神様と共に、大津の人々の思いも詰まっているのです。

参拝のご利益

この投稿をInstagramで見る

 

☆yassan☆さん(@yassan08)がシェアした投稿 -


天智天皇は「導き」や「文化」「学芸」などにご利益を授けてくださるとされています。

 

時の神様でもあることからチャンスを逃さないように見守ってくださり、文化や学芸を志す方にとっても強い味方となってくださる神様です。

 

もちろん開運への「お導き」も頂けるはずです。

まとめ

今回は滋賀県きってのパワースポットであり観光名所でもある「近江神宮」をご紹介しました。

「ちはやふる」を読んだことがある方はもちろん、まだ無い方でも立派な拝殿や広い境内を散策すれば厳かで落ち着いた気持ちに浸れるはずです。

 

近江神宮で「ちはやふる」の世界に浸るも良し、天智天皇にお祈りするも良し。

ぜひ参拝に出かけてみましょう。

<スポンサーリンク>
おすすめの記事