今回は、奈良県奈良市にある、春日大社についてまとめてみました。
1998年に「春日大社」と「春日山原始林」は、古都奈良の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されています。
境内の敷地は思っている以上に広く、見どころがたくさんありますよ!
そんな春日大社の
- 3000基に火が灯る日本一の灯籠とは?
- その他、みどころまとめ
- おみくじ
- 特別参拝とは
- 御朱印と御朱印帳
- お守り
- 春日大社のイベントについて
- おすすめの観光スポット
- おすすめの絶品グルメ
- 歴史と主祭神
- ご利益について
- 営業時間とアクセス
などをご紹介していきます。
深い歴史ある春日神社は、一度は訪れておきたいパワースポットなので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
Contents
春日大社のみどころまとめ!
春日大社は奈良公園内にあり、春日山原始林を背景に、朱色の美しい社殿と豊かな大自然が広がっています。
それでは、春日大社の境内にある、見どころをまとめたのでご紹介しましょう。
一の鳥居
春日大社へご参拝に行くときに通る一の鳥居は、日本三大鳥居の1つに数えられている、高さ7メートルもの大きな鳥居です。
歴史は古く、この一の鳥居は1638年(寛永11年)に建てられたもののようですが、堂々としていて綺麗な状態が保たれています。
この鳥居の北側の円柱には、「御神木」が掛けられています。
「猿沢池に住む龍が春日大社の宝珠を獲ようと、一の鳥居で頭を北側に向けて寝ている」という伝承に由来するもの。
反対に南側に掛けられ、龍の尻尾が御神木にあたることを防いでいるともされています。
何となく通り過ぎてしまう鳥居ですが、ぜひ足を止めて見て欲しいと思います。
奈良公園と鹿
奈良公園内には、鹿がたくさんいます。
鹿とは、奈良公園内に鎮座している神の使いであるとされていて、その数はナント約1200頭ほど。
国の天然記念物にも指定されています。
春日大社創建の際、茨城県「鹿島神宮」のご祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたと伝えられていることから、鹿は神の使いとして、現在も大切に保護されています。
奈良公園のマスコット的な存在になっており、観光客にも人気です。
3000基に火が灯る日本一の灯籠
春日大社は、日本で一番灯籠が多いことでも知られている神社で、その数は石灯籠と釣灯籠合わせて3000基にものぼります。
平安時代から今日までに、それぞれの願いがこめられ寄進されたもの。
いろいろな文字や鹿などが彫られていて、一つ一つ見ていると歴史が感じられ、またユニークさに微笑んでしまうこともあるでしょう。
ほとんどの石灯籠に「春日社」と刻まれていますが、2,000基のうちの15基には「春日大明神」と刻まれているそうなんです。
ひと晩で15基のうち3基見つけると、長者になれるという言い伝えもあるので、ご参拝されたらぜひ探してみてください。
毎年節分の日と8月14日、15日には、この3000基の灯籠に火が灯る万燈籠という行事があり、幻想的な風景が見られますよ。
万燈籠を再現した藤浪之屋
ご本殿の回廊にある重要文化財「藤浪之屋(ふじなみのや)」という建物には、平安時代から現在まで奉納された釣灯籠があります。
春日大社のイベントとして、年に3日「万燈籠神事」があり、この神事を普段でも感じて頂こうと、江戸時代まで神職の詰所として使われていた「藤浪之屋」を開放しています。
建物の中はちょっと暗いようですが、燈籠それぞれの思いと美しさ、そして幽玄の美を感じられる場所ですよ。
国宝殿
春日大社の国宝殿は、平成28年の第60次式年造替記念事業のひとつとして、旧称春日大社宝物殿を増改築しました。
春日大社らしい雰囲気を残しつつ、現代的な機能を備えた美術館が平成28年10月にニューアルオープン。
1階は常設展示、そして春日大社の祭礼を紹介する視聴エリアがあります。
2階には、年間3回開催する特別展にあわせ、宝物を随時公開しています。
ゆっくりと鑑賞できる、落ち着いた雰囲気も魅力的ですよ。
1階にはカフェショップ「鹿音(KAON)」があり、喫茶や軽食、お土産品を楽しむことが出来ます。
藤の花の萬葉植物園
万葉集にゆかりのある「萬葉植物園」。
ここには約300種類もの植物があり、とても美しい風景が楽しめますよ。
また美しい藤の花も、4~5月には見ごろを迎えます。
池の上に浮かぶ舞台では、毎年雅楽などが奉納され、日本古来の伝統が受け継がれています。
かわいすぎる!鹿みくじと白鹿みくじ
神様の使いと言われている、鹿の木彫りがおみくじを口にくわえています。
おみくじで楽しめるとともに、鹿の置物はお守りとして飾っておくこともできますね。
何とも言えない愛らしさがある、とてもユニークなおみくじです。
おみくじを買うには、まずはご参拝をしたいですね。
春日大社の特別参拝は、本当に特別感があるので、その内容もご紹介しましょう。
特別参拝とは?
特別参拝では、通常のご参拝とは違い、本殿の近くでご参拝できます。
初穂料500円を納めたうえで、境内社にもご参拝。
釣灯籠を眺めながら、回廊をゆっくり堪能することもできますよ。
通常参拝もいいのですが、初めての場合は特別参拝がおすすめですね。
また御朱印についても、ご紹介します。
御朱印
春日大社の境内には、摂末社がいくつかあります。
通常の御朱印以外にも
- 若宮神社
- 夫婦大國社
- 金龍神社
などの御朱印を頂くことが出来ます。
また若宮15社巡りの御朱印は、印のみで頂くことが出来ますよ。
限定の御朱印
春日神社では、限定の御朱印を頂ける期間があります。
2018年には、1250年祭の御朱印。
令和元年に入った5月のつきには、改元特別御朱印。
春日大社の公式ホームページでは、限定の御朱印を確認することが出来るので、ご参拝の際には見ておくと良いでしょう。
御朱印帳
春日大社には、オリジナルの御朱印帳があります。
金色の藤の社紋が入っている、青やオレンジ、緑、紺色、水色の落ち着いた感じの御朱印帳です。
初穂料1,000円にて、頂くことが出来ますよ。
お守りの種類
お守りにも、神の使いである鹿さんが描かれているものもあり、とっても可愛いですよ!
お守りの種類は
- 身体守
- 勝守
- 幸運をもたらす白鹿守
- 交通安全御守
- 子供の成長を願うこども守
- 開運厄除の勾玉守
- ハート型の縁結び守
などが揃えてあります。
ご参拝の際は、ぜひお守りも見ておきたいですね。
心惹かれるお守りが、見つかるかもしれませんよ。
春日大社のイベント
春日大社のイベントと言えば、20年に一度行われるという「式年造替」です。
ご祭神様がお鎮まりになる神殿や、ご祭神様の御料で、御殿の中にお納める御神宝などを造り替えるという修繕工事によって、ご神威のさらに若々しく力強いご発揚を願うものです。
1300年前も前から受け継がれている建築技術で、改めてご祭神様に感謝をし、その存在意義や歴史を伝える大切な行事となっています。
こうして、春日大社は長い歴史の中で、大切に守り継がれてきたのが分かりますね。
周辺でおすすめの観光スポット
春日大社と合わせていきたいのが、「東大寺」です。
奈良時代を代表する大仏殿で、木造建築の寺院としては世界最大級。
非常に大きい大仏様は、迫力満点ですよ。
また春日大社近くで食べられる、絶品グルメも堪能してみてはいかがでしょうか?
おすすめの絶品グルメ
おすすめのグルメといえばこちら
・志津香 公園店
春日大社から、徒歩で15分の所にある「志津香 公園店」は、釜めしがとっても美味しいお店です。
地元でも有名なお店の一つで、お昼時には非常に込んでしまうので、ちょっと早めに行くようにするのがいいかもしれませんね。
和食が好きな人には、本当におすすめのお店です。
歴史と主宰神
春日大社は、平城京の守護と、そして国民の繁栄を祈願し、藤原氏の氏神を祀るため768年に創建されました。
全国に約1,000社もある春日神社の総本社で、森の中には朱の柱と、美しい本殿や社殿は未だ変わらない状態です。
これは、20年に一度の式年造替により、社殿の修繕工事などで受け継がれてきたからこそです。
主祭神は
- 武甕槌命(たけみかづちのみこと)
- 経津主命(ふつぬしのみこと)
- 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
- 比売神(ひめがみ)
そしてご参拝のご利益については、下記の通りになります。
参拝のご利益
- 開運招福
- 商売繁盛
- 災難除け
- 学業成就
- 縁結び
などのご利益があるので、心を込めてお参りしましょうね。
営業時間とアクセス
所在地は、奈良県奈良市春日野町160です。
春日大社の営業時間は
- 3月~10月…午前 6時30分~午後5時30分
- 11月~2月…午前 7時~午後7時
また特別参拝は、午前9時~午後4時までです。
また行事によって営業時間も変わるようなので、その都度ホームページや電話で確認をしておくと安心ですね。
拝観料
- 特別参拝…初穂料500円
- 国宝殿…一般500円
大学生・高校生300円
中学生・小学生200円 - ・萬葉植物園…大人500円
小人250円
また団体で行く場合、料金が変わるので、予め確認をしましょう。
電車と徒歩で行く場合
近鉄奈良線「奈良駅」で下車し、三条通を直進します。
春日大社までは徒歩で約25分。
バスで行く場合
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)に乗車。
「春日大社本殿」下車し、直ぐの所にあります。
また奈良交通バス(市内循環外回り)に乗り、「春日大社表参道」下車。
そこから春日大社まで、徒歩約10分です。
天気がいい日は、ゆっくり歩いていくのも気持ちいいですね。
車で行く場合
高速道路を使う場合
- 京奈和自動車道…木津ICから南方面へ約7km
- 第2阪奈有料道路…宝来ICから東方面へ約8km
- 西名阪自動車道…天理ICからR169経由北へ約10km
車で行く場合は、前もって道順を確認しておくと安心ですね。
車を利用する場合、駐車場が気になりますが、周辺の駐車場は多いようなので、あまり心配はいらないようですよ。
駐車場について
春日大社の駐車場は、バス、乗用車合わせて100台駐車可能となっています。
開場時間は
- 2月~11月…午前7時30分~午後5時
- 12月~1月…午前7時30分~午後4時30分
乗用車は1,000円にて駐車することが出来ます。
まとめ
春日大社についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
歴史が深く、たくさんの魅力が詰まった神社でしたね。
それでは、春日神社について、もう一度振り返ってみましょう。
【春日大社のみどころ】
・一の鳥居
・奈良公園と鹿
・3000基に火が灯る日本一の灯籠
・万燈籠を再現した藤浪之屋
・国宝殿
・藤の花の萬葉植物園
・鹿みくじと白鹿みくじ
【特別参拝】
・本殿の近くでご参拝できる
・初穂料500円
・釣灯籠を眺めながら回廊を歩ける
【御朱印と御朱印帳】
・通常の御朱印帳
・若宮神社
・夫婦大國社
・金龍神社
・若宮15社巡りの御朱印
オリジナルの御朱印帳は初穂料1,000円
【お守りの種類】
・身体守
・勝守
・幸運をもたらす白鹿守
・交通安全御守
・子供の成長を願うこども守
・開運厄除の勾玉守
・ハート型の縁結び守
【春日大社の式年造替】
ご祭神様がお鎮まりになる神殿や、ご祭神様の御料で、御殿の中にお納める御神宝などを造り替えるという修繕工事によって、ご神威のさらに若々しく力強いご発揚を願うもの。
改めてご祭神様に感謝をし、その存在意義や歴史を伝える大切な行事。
【おすすめ観光スポット】
東大寺
【おすすめ絶品グルメ】
志津香 公園店
【春日大社の歴史と主祭神】
春日大社は、平城京の守護と、そして国民の繁栄を祈願し、藤原氏の氏神を祀るため768年にに創建。
主祭神は
・武甕槌命(たけみかづちのみこと)
・経津主命(ふつぬしのみこと)
・天児屋根命(あめのこやねのみこと)
・比売神(ひめがみ)
【参拝のご利益】
・開運招福
・商売繁盛
・災難除け
・学業成就
・縁結び
【営業時間】
春日大社の営業時間は
・3月~10月…午前 6時30分~午後5時30分
・11月~2月…午前 7時~午後7時
また特別参拝は、午前9時~午後4時までです。
【拝観料】
・特別参拝…初穂料500円
・国宝殿…一般500円
大学生・高校生300円
中学生・小学生200円
・萬葉植物園…大人500円
小人250円
【アクセス】
・電車と徒歩で行く場合
近鉄奈良線「奈良駅」で下車し、三条通を直進(徒歩約25分)
・バスで行く場合
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)に乗車
「春日大社本殿」下車し直ぐの所に
奈良交通バス(市内循環外回り)に乗り「春日大社表参道」下車し春日大社まで徒歩約10分
・車で行く場合
高速道路を使う場合
・京奈和自動車道…木津ICから南方面へ約7km
・第2阪奈有料道路…宝来ICから東方面へ約8km
・西名阪自動車道…天理ICからR169経由北へ約10km
・駐車場
春日大社の駐車場は、バス、乗用車合わせて100台駐車可能
開場時間は
・2月~11月…午前7時30分~午後5時
・12月~1月…午前7時30分~午後4時30分
乗用車は1,000円にて駐車できる
といった、春日大社の内容をお伝えしてきました。
まだまだ行ってみないと分からないことが沢山あり、また何度でも足を運びたくなるような神社です。
まずは一度ご参拝してみると、春日大社の隠れた魅力をもっと知ることが出来るでしょう。