今回は、奈良県桜井市にある「大神神社」についてまとめてみました。
日本最古の神社といわれている大神神社は、国重要文化財もあり、広い境内には見どころが満載です。
そんな大神神社の
- 御朱印や新しい御朱印帳について
- 神様に呼ばれないと登れない?ご神体の三輪山とは
- 境内に棲んでいる!神の化身白蛇について
- 営業時間とアクセス、魅力の観光スポット!
などをご紹介します。
今直ぐにでも行きたい神社になるでしょう。
Contents
御朱印について
大神神社では、「大神神社」と境内にある摂社「狭井神社」の御朱印を頂けます。
大神神社の御朱印には、「大和国 一之宮」そして中央に大きく「大神神社」と書かれています。
それぞれの神社の授与所にて、ご参拝後に頂きましょう。
御朱印帳のデザインが新しくなった!
大神神社には、オリジナルの御朱印帳があります。
デザインは一新し、表も裏も薄緑色のベースです。
表には美しい拝殿、裏には三輪山と社紋である「三ツ杉」も描かれています。
新緑の爽やかな風景をイメージさせますね。
初穂料は2,000円。
ご参拝の思い出としても、お土産としてもおすすめですね。
また授与所には、お守りも揃えてあるので見ていきましょう。
お守りの種類とご利益
大神神社のお守りは種類が豊富で、全ての絵柄が本当に素敵です。
また可愛らしいデザインのお守りもあり、ご参拝したら是非手に入れたい、見てみたいと思うでしょう。
新しい授与品もあるので、ご利益とともに見ていきみましょう。
蛇のお守り
白蛇をヒモでかたどっている、「みまもり」のお守りも人気です。
白蛇は神の化身ともいわれ、境内で白蛇に出会えると幸運が舞い込むとされています。
「巳年」ならではのお守のため、貴重なので逃さないように覚えておきたいですね。
うさぎのお守り
白くて可愛いうさぎのデザインの「源気うさぎ守」は、お守りを握りながらお祈りをするという使い方をします。
すると、「三輪の神様のご加護」を頂けるという有難いお守りです。
「勾玉」のブレスレット
勾玉のブレスレットは、ご利益があるのはもちろん、オシャレとしても使えるような素敵なデザインです。
種類も豊富なので、お好みの色で選ぶのもいいですね。
三輪山内の禁足地から出た子持勾玉は、呪力をもつものとされている、神秘の象徴ともいわれています。
いつも身につけていられるお守りです。
鈴なり
大神神社には、「鈴なり」があります。
鈴が8つほどついていて、黄色いヒモでまとめられているのです。
鈴の音には、神霊を鎮め邪気を祓う力があるとされているため、部屋の空気が重く感じるなどの不安がある場合に活躍しますよ。
清めの砂
大神神社には、いつでも使えて便利な「清めの砂」があります。
持ち運び便利な容器にはっており、旅行やお出かけにも持っていけますね。
気になる場所にいつでも使えるのでおすすめです。
おみくじについて
大神神社では、大麻を振り邪気を祓ったうえで、おみくじを引きます。
筒を振り、出てきた棒に書かれている番号を授与所に申し出ましょう。
今後おみくじが参考になる時がくるかもしれませんよ。
- 受付時間…午前9時~午後2時まで
- 所要時間…往復3時間ほど
- 初穂料…200円
気軽に登ってはいけない三輪山とは?
ご神体とされている三輪山へは、神聖な場所のため以前は入ることができませんでした。
今は入山を許可されていますが、禁止されている日もあるので、あらかじめ確認が必要です。
また勾配がキツイため、山に慣れている人、また体力に自信のある人にはおすすめ。
三輪山は、気軽に登ってはいけない理由が他にもあるようです。
神様に呼ばれた人だけが行ける?
三輪山は、神様に呼ばれた人だけが行けるとされています。
いざ「登ろう」と思っても、決定した日に天候が悪くなったりすると呼ばれていないようです。
天気も体調も最高のコンディションで頂上まで登れると、「呼ばれている」ようですね。
三輪山の頂上は最強のパワースポット。
ぜひご参拝したい神の山といえます。
山の道中で不思議体験をする人が続出!
実際に三輪山に登り、無事ご参拝された方の中には、不思議体験をしている人も少なくないようです。
- 三輪山への往復が辛くなく、下山しても元気だという方
- 筋肉痛の心配がない方
- 金運が上がったという方
など様々な不思議体験をされた方がいます。
自分が呼ばれているかどうかは分からないため、まずは思い切って登ります。
その時に初めて、神様に自分も呼ばれていることに気づけるでしょう。
蛇を目撃したらどうなる?
大神神社では、白蛇は神の化身とされています。
そのため目撃すると運気が上がると言われています。
強いパワーを感じられる場所でもあるため、是非お参りしておきたいですね。
次に、日本最大の大鳥居についてお伝えしましょう。
大神神社の大鳥居は日本一大きい?
大神神社の大鳥居は、日本一の鳥居です。
昭和天皇のご心配を記念し、またご在位60年を奉祝し、昭和61年に建てられました。
高さは32.2m、幅は23mと本当に大きい鳥居です。
見ごたえがありますね。
三ツ鳥居
国の重要文化財に指定されている「三ツ鳥居」は、神の山である三輪山と拝殿を区切る場所に位置しています。
中央にある扉は神様と忌火だけ通ることができ、より神聖な空気を感じられますね。
見どころといえば、なで兎も見ておきたいところの一つです。
なで兎を撫でると身体の痛いところを癒やしてくれる?
拝殿の左側、参集殿の入り口にいる「なで兎」。
出雲の「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の神話の影響で江戸時代に奉納された置物だったそうです。
なで兎を撫でることで、体の痛い部分癒す効果があるとされています。
歴史の深いなで兎は、可愛らしくて心も癒されますよ。
夫婦岩(めおといわ)のご利益について
夫婦のように寄り添いう2つの岩。
三輪の神と人間の女性の恋物語で知られる、ロマンチックで素敵な伝説によるパワースポットの岩です。
縁結びや夫婦円満のご利益が期待できますよ。
そして、大神神社には白蛇が棲んでいるとも言われているんです。
巳の神杉には白蛇が棲んでいる?
拝殿の近くの「杉のご神木」には、白蛇がいるとされています。
白蛇の目撃情報が長年あるため、白は日は子孫を残しているのか、長生きしているのか…。
目撃できると、良い出来事が舞い込むようなので、是非お目にかかりたいですね。
結婚式について
縁結びの大神様の御神前にて、心静かに結婚式を挙げることができます。
また夫婦円満、家内安全のご利益もある神社でもあるので魅力を感じますね。
プランはいろいろあり、また見学もできるため、結婚式場に悩んでいるならおすすめです。
特別感も感じられ、思い出に残る結婚式となるでしょう。
七五三について
成長の節目にお参りをし、健やかな成長を祝う行事「七五三」。
大神神社では10月と11月にご祈祷を受け付けています。
ご都合に合わせて、直接大神神社へ行きましょう。
ご祈祷料は5,000円~です。
七五三について気になることがあれば、電話にてお問合せしたうえでご祈祷へ行くと安心ですね。
初詣について
大神神社の初詣は、大変混雑します。
駅前から参道までも混雑するため、行きたい時間には行かない方がよさそうです。
1月1日に行くのであれば、夕方がおすすめ。
また2日、3日は早朝か夕方が、比較的歩きやすい状況でしょう。
混んでいる時間帯に行く場合は、転ばないように注意です。
一年が実りある年になるように、心を込めてお参りしたいですね。
営業時間とアクセス
所在地は、奈良県桜井市大字三輪1422 です。
緑多く、また見どころも多い大神神社ですが、授与所などの受付時間を間違えないようにご参拝したいですね。
- 営業時間…午前8時半~午後4時半まで
- ご祈祷の受付時間…午前9時~ 午後5時まで
- 神楽祈祷をご希望の場合…午前9時~午後4時まで
電車で行く場合
大神神社へ電車で行く場合、JR万葉まほろば線(桜井線)の「三輪駅」で下車。
三輪駅からは徒歩で10分ほどで着きます。
混雑する時期は、電車を利用するとスムーズです。
車で行く場合
車を利用する場合の最寄りICは
- 京奈和自動車道…木津IC
- 西名阪自動車道…天理IC
そこから国道169号線か24号線に入り、和歌山方面に進みましょう。
案内の看板が見えてきて、さらに進むと三輪山や大鳥居が見えてきますよ。
駐車場
大神神社には、無料駐車場が4カ所あります。
- 大鳥居北駐車場…100台
- 大鳥居南駐車場…50台
- 一の鳥居駐車場…150台
- 二の鳥居駐車場…20台
混雑時期は、歩行者に注意して駐車しましょう。
周辺でおすすめの観光スポット
- 安倍文殊院
645年に、安倍一族の氏寺として創建された寺院です。
「大和安倍の文殊さん」として名高く、国宝となっているご本尊は快慶作の木造騎獅文殊菩薩で、7mもあり日本最大と言われています。
また文殊菩薩を取り囲む4体の脇侍像も全て国宝。
仏像や古墳などの見どころの多く、四季折々の風景もまた美しいのでおすすめです。
- 大美和の杜展望台
大神神社にある展望台です。
大和三山や大和平野のパノラマが広がり、三輪山も眺められます。
春には、彼岸桜・ソメイヨシノなどが咲きほこる風景を楽しむことができます。
おすすめのランチやグルメ
- そうめん処 森正
素麺の発祥の地として知られている三輪ですが、森正の素麺は見た目も美しく、味も最高です。
温かい素麺も冷たい素麺も、癖になる美味しさ。
ご参拝後に、絶対に寄りたいそうめん処です。
ランチは2,000円以下で食べられます。
- いち庵
桜井市役所の近くにあるというラーメン店です。
コクのあるスープに麺がうまく絡まり、チャーシューも味が染みていて美味しい。
クリーミィで泡立ちのあるスープは、全部飲み干すほどです。
ラーメンは1,000円ほどで頂けますよ。
歴史と主宰神
古事記や日本書紀によると、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りのため三輪山に祀(まつ)られることを望んだとされています。
ご祭神が山に鎮まっているために、大神神社は直接三輪山に祈りを捧げる方法を今も伝えています。
国造りの神様、国家の守護神として祀られ、平安時代には大神祭(おおみわのまつり)、鎮花祭(はなしずめのまつり)などが朝廷のお祭りとして斎行され大切にされてきました。
三輪流神道は、 広く全国に普及し、幕府によって三輪山は格別の保護を受けるようになります。
明治時代には官幣大社(かんぺいたいしゃ)となり、現在も全国からの信仰のあつい人々がお参りに来ています。
主祭神は、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)です。
国造りの神様として、また生活守護の神様として祀られています。
参拝のご利益
- 産業開発
- 厄除け
- 方位除け
- 治病
- 造酒
- 製薬
- 禁厭(まじない)
- 交通
- 航海
- 縁結び
などなど、たくさんのご利益が期待されます。
心を込めてお参りしましょう。
まとめ
大神神社についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
強いパワーを感じられる、見どころがいっぱいの神社でしたね。
それではここで、大神神社についておさらいしましょう。
【御朱印について】
「大神神社」と「狭井神社」の御朱印を頂ける
【御朱印帳】
・表…美しい拝殿
・裏…三輪山と社紋である「三ツ杉」
・初穂料…2,000円
【お守りの種類とご利益】
・蛇のお守り…「みまもり」のお守りで「巳年」に授与される
・うさぎのお守り…「源気うさぎ守」は「三輪の神様のご加護」を頂ける
・勾玉のブレスレット…三輪山内の禁足地から出た子持勾玉は呪力をもつ
・鈴なり…鈴の音は神霊を鎮め邪気を祓う力がある
・清めの砂…いつでも使えて便利な携帯用の「清めの砂」
【おみくじについて】
・初穂料…200円
・受付時間…午前9時~午後2時まで
・所要時間…往復3時間ほど
・初穂料…300円
【三輪山について】
・勾配がキツイため体力に自信のある人にはおすすめ
・神様に呼ばれた人だけが行ける
・山の道中で不思議体験をする人がいる
・蛇を目撃することも
【大神神社の大鳥居】
・大神神社の大鳥居は日本一の鳥居。
・高さは32.2m・幅は23m
【三ツ鳥居】
神の山である三輪山と拝殿を区切る場所にある
【なで兎 】
なで兎を撫でると体の痛い部分癒す効果がある
【夫婦岩(めおといわ)のご利益】
縁結びや夫婦円満のご利益
【結婚式について】
縁結びの大神様の御神前にて、心静かに結婚式を挙げられ、夫婦円満・家内安全のご利益もある神社でもあり特別感がある。
【七五三について】
・10月と11月にご祈祷を受付
・ご都合に合わせて直接神社へ
・ご祈祷料は5,000円~
【初詣】
混雑が予想されるため
・1月1日…夕方がおすすめ
・2日3日…早朝か夕方
【営業時間】
・営業時間…午前8時半~午後4時半まで
・ご祈祷の受付時間…午前9時~ 午後5時まで
・神楽祈祷)をご希望の場合…午前9時~午後4時まで
【アクセス】
・電車で行く場合…JR万葉まほろば線(桜井線)の「三輪駅」で下車
・車で行く場合…最寄りICは京奈和自動車道で木津IC、西名阪自動車道で天理IC利用
・駐車場…大鳥居北駐車場…100台
大鳥居南駐車場…50台
一の鳥居駐車場…150台
二の鳥居駐車場…20台
【周辺でおすすめの観光スポット】
・安倍文殊院
・大美和の杜展望台
【おすすめのランチやグルメ】
・そうめん処 森正
・いち庵
【歴史と主宰神】
・ご祭神が山に鎮まっているため大神神社は直接三輪山に祈りを捧げる
・国造りの神様、国家の守護神として祀らている
・主祭神…大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
【参拝のご利益】
・産業開発
・厄除け
・方位除け
・治病
・造酒
・製薬
・禁厭(まじない)
・交通
・航海
・縁結び
内容が盛りだくさんですが、国のために活躍している神様という印象を受けます。
大神神社は、ぜひ一度行きたい神社ですね。