今回は、京都の八幡市にある石清水八幡宮についてまとめました。
「やわたのはちまんさん」とも呼ばれている石清水八幡宮は、織田信長や豊臣秀吉といった戦国時代の多くの名武将が信仰され、ご参拝されたそうなんです。
パワースポットとしても名高い石清水八幡宮とは、いったいどのようなご利益があるのでしょうか?
・御朱印やお守りについて
・初詣やお宮参り
・アクセス情報
・おすすめランチ3選
・歴史やご利益について
なども一緒に、ご紹介していきましょう。
Contents
石清水八幡宮の御朱印
石清水八幡宮では、本宮の御朱印の他にも、3摂社の御朱印もいただくことが出来ます。
石清水八幡宮の御朱印は、美しく惚れ惚れするような力強い「八幡大神」の文字が描かれていますが、お願いをすると「八幡大神」の「八」の部分を鳩のバージョンにしてくれます。
「鳩の御朱印でお願いします。」などと言うと、書いてくれますよ。
特別感があって嬉しいですよね。
ご参拝の上、初穂料300円にて御朱印を受け取りましょう。
御朱印は、御朱印帳に書いて頂くのが丁寧な受け取り方になります。
御朱印帳と御朱印袋は、おいくら位するのでしょうか?
御朱印帳と御朱印帳袋
御朱印を頂くために使用する御朱印帳と、それを入れる御朱印袋にはそれぞれ特徴があります。
勅祭 石清水祭の神幸行列の様子を刺繍している、石清水八幡宮特製の御朱印長と御朱印袋はとてもお洒落で綺麗なデザインです。
また、社殿のデザインの御朱印もあるため、どちらも美しくて迷うかもしれませんね。
更に限定物の御朱印帳もあるため、手に取りたい場合には十分な確認をしてからご参拝したいですね。
「おふだ・お守り授与所」でお受け取りいただけます。
・御朱印帳…2,000円(限定物は3,000円)
・御朱印袋…1,500円
気になるのが3つの摂社の御朱印です。
摂社とは、どのような歴史があるのでしょうか?
摂社の御朱印
摂社武内社、石清水社、高良神社の御朱印も、それぞれ受け取ることが出来ます。
石清水八幡宮の御朱印も、それぞれにしっかりご参拝したうえで受け取りましょう。
武内社の御朱印
摂社である武内社は社殿の廻廊内にあり、国の重要文化財に指定されています。
御祭神の武内宿禰とは、政治を補佐する大臣として天皇に仕え、360年生きたという日本一長寿の神様として知られています。
武内社は御本殿前にご参拝し、初穂料300円にて御朱印を受け取ることが出来ます。
石清水社の御朱印
社前から湧き出る霊泉、石清水が由来となる石清水社は、以前男山に建立されていた石清水寺から名前を頂いているようです。
年間で100余ある祭典では、当日早朝に汲み上げられた石清水が御神前に献供されています。
境内にある鳥居は最古のもので、刻銘から1636年に京都所司代「板倉重宗」が寄進したことがわかります。
御朱印は、初穂料300円で頂くことが出来ます。
高良神社の御朱印
高良神社は、八幡地区の氏神様として崇められています。
1868年鳥羽伏見の戦いの兵火により炎上。
その後幾度かの再建、移築をしたのち明治39年に現在の社殿が建てられました。
御神木であるタブの木に手を合わせつつ、ご参拝をして御朱印を頂きましょう。
受印の場所と時間は?
石清水八幡宮の御朱印は、御本殿に向かって右側にある「おふだ・お守り授与所」で受取ることが出来ます。
御朱印を受け取ることが出来る時間は、ほとんどが午前8時半からです。
ただ元日の1月1日は午前0時受付をしますが、1月2日から19日までは不定のようです。
受付を終了する時間は、暖かい時期の4月1日~9月30日までは午後6時半までで、その時期以外は午後6時までです。
大晦日の12月31日は、午後11時まで受付しています。
行われる祭典などで時間の変更がある場合もあるので、日中の確実な時間帯にご参拝するようにしたいですね。
時間に合わせてご参拝、御朱印を受け取りましょう。
また御朱印を受け取る場所には、いろいろなお守りも揃えているようですね。
石清水八幡宮のお守り
厄除けの神社で名高い石清水八幡宮は、お守りの種類も充実しています。
厄除開運のお守りには、袋に入っているものからストラップとして使える色鮮やかなお守りまであります。
家内安全・心身健康・心願成就・開運招福・商売繁盛・交通安全・安産まで様々あり、心強いお守りとして持っておきたいですね。
石清水八幡宮では、まだまだたくさんのお守りが揃えています。
オシャレなお守り、可愛らしいお守りなどたくさんあるので、どれを手に取るか迷いそうですよね。
石清水八幡宮へのアクセスをしっかり確認して、お守りを受けたいですね。
石清水八幡宮のアクセスと駐車場
所在地は、京都府八幡市八幡高坊30です。
石清水八幡宮へは、車や電車でも行くことが出来ます。
初めての方は行き方を決めて、行動しやすいようにしてようにしておきたいですね。
車の場合は、八幡市駅ロータリーを過ぎると「一の鳥居」が見えてきます。
目印を確認しながら、向かうようにしましょうね。
では、その他のアクセスもみてみましょう。
電車と徒歩の場合
京都方面からの場合、京都から近鉄電車で丹波橋駅か、JRで東福寺駅から乗り換えて京阪電車の八幡市駅で下車します。
大阪方面からの場合、地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅か、JR環状線の京橋駅からそれぞれ乗り換えて京阪電車の八幡市駅で下車。
八幡市駅からは、ケーブルに乗り換えて石清水八幡宮へと行くことになります。
ケーブルを使わずに徒歩で行く場合は、30~40分ほどで着きますよ。
ケーブル電車
八幡市駅を下車したら、男山ケーブルに乗り男山山上駅を下車します。
そこから徒歩5分で石清水八幡宮に着きます。
ケーブルからの眺めも最高なので、石清水八幡宮へまで気持ち良い時間を過ごせますよ。
駐車場の場所と料金は?
八幡駅前のロータリーを過ぎ、「一ノ鳥居」も過ぎてすぐ右側が駐車場になります。
駐車料金は、普通車は終日500円、大型車は終日1,000円となっており、80台ほど停めることが出来ます。
正月期間は、料金に変動がある場合もあるようですよ。
駐車時間は8時半から16時まで。
また年末年始は交通規制があり、駐車場が利用できない場合もあるため予め確認をしておくと安心ですね。
石清水八幡宮の営業時間に合わせて、計画を立てて利用しましょう。
・普通車…終日500円
・大型車…終日1,000円
石清水八幡宮の営業時間は?
石清水八幡宮の開閉門時間は
元旦の1月1日は午前0時から、1月2日~19日は不定期となっています。
1月20日~3月31日と、11月1日~12月30日は午前6時30分~午後6時。
4月1日~9月30日は長い開門で、午前5時30分~午後6時30分です。
10月1日~10月31日は午前6時~午後6時。
大晦日の12月31日は、午前6時30分~午後11時となっているので、お間違えの無いように、また分からない場合は問い合わせてみるのがいいかもしれませんね。
石清水八幡宮の拝観料は?
石清水八幡宮の拝観料は無料です。
長い歴史を感じながら、美しい景色も拝見出来て拝観料が無料とは嬉しいですね。
石清水八幡宮の紅葉
京都府歴史的自然環境保全地域第1号に指定されている石清水八幡宮の紅葉は、遠くから眺めるだけでも美しく、彩りも豊かです。
紅葉が色づき始めるのが、11月の上旬ころ。
イチョウとモミジ、そして緑の木々があり、男山ケーブルに乗りながらでも、また歩きながらでも紅葉が楽しめますね。
山上の展望台からも、美しい紅葉が眺められますよ。
色鮮やかに葉の色が染まる、最も紅葉が見頃の時期もお伝えします。
見頃は?
紅葉の見頃の時期は、例年では11月中旬頃です。
遠方からくる場合は、美しい紅葉を見逃さないようにしたいですね。
石清水八幡宮の初詣
初詣の時期には、ご本殿前に大きな矢が飾られます。
石清水八幡宮は、弓矢の神様としても崇められているとのことです。
参拝者は、この八幡御神矢を邪気を払うものとして、自宅にお祀りをします。
とても興味深い、おふだですね。
初詣に行くと、まず初めに神楽殿へ行き八幡御神矢を受けて、ご本殿へ行きご祈祷を受けます。
1月1日から2月3日までは、神楽殿にて神楽女による八幡御神矢のお清め、お祓いを受けることができます。
しっかりお祓いをして、運が開けてくるように願いましょう。
ご祈祷の時間は様々なので、朝早い時間や遅い時間に行きたい場合は石清水八幡宮に問い合わせてから向かうようにしましょうね。
石清水八幡宮のお宮参り
お宮参りは、無事に出生したことを祝い神様に報告をするものです。
また健やかに育つことを願い、家族でお参りをします。
出生してから30日前後にお宮参りをするようですが、地域によっては違う場合もあるので確認をしておきましょう。
石清水八幡宮のイベント
石清水八幡宮のイベントは、年間で多数行われています。
中でも石清水祭は、最も重儀として知られています。
旧暦の8月15日、八幡大神様が男山の裾を流れる放生川のほとりにお臨みになり、生ける魚や鳥を放ち「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められました。
祭典は午前2時からはじまりますが、想像でしかなかった歴史の世界を目の当たりにできる、動く古典として貴重な文化財と言えます。
他にも年間100以上の祭事が行われており、イベントを通じて古く長い歴史を感じることが出来ますね。
石清水八幡宮近くのおすすめランチ
石清水八幡宮の歴史を感じながら歩いていると、いつの間にか時間も過ぎていることでしょう。
お腹も空いてくるのではないでしょうか?
そこで、石清水八幡宮付近のおすすめのランチをご紹介します。
・ワイズカフェ
カツサンドやオムカレーが美味しい洋食屋さんです。
ランチは1,000円程度で食べられてボリューム満点!
・小谷食堂
気軽に食べられる、飽きの来ない食堂で何度でも行きたくなりますね。
メニューはかつ丼、定食、カレーうどんなど、満足できる美味しさとボリュームです。
1,000円くらいで、昔ながらの懐かしい味が楽しめます!
・寿司朝日屋
テレビでも取り上げられたことがある、サバの棒寿司が美味しいお寿司屋さんです。
うどんとセットや天ぷらなどもあるので、お腹いっぱい食べられそうですね。
2,000円以下でランチが食べられて、十分満足できますよ。
石清水八幡宮が国宝に認定!
平成27年10月16日の文化審議会にて、石清水八幡宮本社10棟が国宝に認定されました。
八幡市では、初めての国宝認定となります。
古代に成立した荘厳な社殿形式と、近代的な装飾で完成度が高い神社建築で高い価値があるという評価のもと指定されることとなりました。
現在の社殿は徳川三代将軍家光の造替によるもので、日本三大八幡宮の一社になります。
伊勢神宮に次いで国家第二の宗廟であり、現存している八幡造本殿の中では最古で、最大の規模を誇ります。
その歴史だけを見ても、納得の国宝認定ですよね。
石清水八幡宮の古い歴史と、主祭神を詳しくみていきましょう。
石清水八幡宮の歴史と主祭神
石清水八幡宮のある男山は、都から見て裏鬼門になり鬼門である北東の比叡山延暦寺とともに、都の守護として崇められてきました。
日本の平和と繁栄の神として、今日まで多くの人々に崇敬されてきたのです。
石清水八幡宮の主祭神は八幡大神(八幡三所大神)と申され、
・ご本殿中央に応神天皇(おうじんてんのう)…誉田別尊(ほんだわけのみこと)様
・西に比咩大神様(ひめおおかみ)…多紀理毘賣命(たぎりびめのみこと)、市寸島姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐津比賣命(たぎつひめのみこと)
・東に神功皇后様(じんぐうこうごう)…息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)
をお祀りしています。
では、石清水八幡宮をご参拝すると、どのようなご利益があるのかをご紹介しましょう。
石清水八幡宮の参拝のご利益
石清水八幡宮は厄払いのご利益として知られています。
鎌倉時代の元寇にて、境内から撃ち抜かれた大きな矢が元軍を撃退したという言い伝えにより、厄除けと開運のご利益があるとされています。
また織田信長や豊臣秀吉などの多くの名武将が、武士の神・弓矢の神としても信仰する石清水八幡宮へご参拝していたことから必勝祈願のご利益も。
授与所に揃うお守りを見ても、たくさんのご利益があるように感じられますね。
主なご利益には
・厄除け
・必勝祈願
・安産祈願
・商売繁盛
その他も家内安全、交通安全などがあります。
パワースポットともいわれている石清水八幡宮は、その歴史や建造物を見てもわかるように、魅力がぎっしりと詰まっている場所ですね。
まとめ
石清水八幡宮の御朱印やアクセス、歴史についてなどもご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
石清水八幡宮の歴史を感じながら、景色や国宝指定の建造物を堪能してご参拝、御朱印、そしてランチまでを考えると、一日しっかり時間を作って行きたいですね。
●御朱印
・石清水八幡宮…初穂料300円
・摂社武内社…初穂料300円
・摂社石清水社…初穂料300円
・摂社高良神社…初穂料300円
御朱印の受け取り場所は「おふだ・お守り授与所」
●受印時間
・元日の1月1日…午前0時~
・1月2日~19日…不定
・1月20日~3月31日…午前8時半~午後6時
・4月1日~9月30日…午前8時半~午後6時半
・10月1日~12月30日…午前8時半~午後6時
・大晦日の12月31日…午前8時半~午後11時まで受付
御朱印以外にもお守りやお札があり、自宅に祀ったり身につけていたくなりますね。
●交通アクセス
・車
・電車
・ケーブル
●営業時間
・元旦の1月1日…午前0時~
・1月2日~19日…不定期
・1月20日~3月31日…午前6時30分~午後6時
・4月1日~9月30日…午前5時30分~午後6時30分
・10月1日~10月31日は午前6時~午後6時
・11月1日~12月30日…午前6時30分~午後6時
・大晦日の12月31日…午前6時30分~午後11時
初詣・お宮参り・その他のイベントも充実していてるので、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
また石清水八幡宮付近の美味しいランチを食べられるところもたくさんあり、1日が楽しく過ごせそうですよ。
石清水八幡宮へご参拝に行ってみると、ご利益もありますがもっと奥深い歴史を感じたり知ることが出来るのではないでしょうか。