今回は、京都府京都市東山区の祇園にある、八坂神社についてまとめてみました。
八坂神社は、初詣に100万人以上参拝に訪れ、全国でもトップ10に入るほど人気の神社です。
西楼門は、国の重要文化財に指定されていて、観光スポットとしても人気な場所です。
観光ではなく、縁結びのご利益を求めて日本全国から多数の人が訪れるんだとか。
今回は、そんな八坂神社の
- 御朱印のもらい方や御朱印帳について
- アクセスとおすすめの行き方
- 寄り道したい周辺のおすすめランチと湯豆腐のお店
- お守りの効果がすごい!?
- 桜の見頃と開花はいつ頃?
などなど、八坂神社にまつわる情報をまとめてご紹介していきます!
Contents
営業時間(拝観料)とアクセス
所在地は、京都府京都市東山区祇園町北側625です。
八坂神社は、24時間参拝が可能です。
参拝料はありません。
次に、電車での行き方をご紹介します。
電車の場合
八坂神社へ電車で行く場合、最寄り駅は2つあります。
一つ目は京阪祇園四条駅から徒歩約5分、二つ目は阪急河原町駅から徒歩約8分で行くことができます。
京都駅から行く場合は、JR奈良線に乗り東福寺駅で京阪電車に乗り換えて祇園四条駅に着きます。
こちらで行くのが一番スムーズです。
次に、バスでの行き方をご紹介します。
バスの場合
八坂神社へバスで行く場合、JR京都駅から市バス206番に乗車約20分で祇園に着きます。
祇園で下車してすぐに八坂神社があります。
バスでの移動は、春の桜の時期や秋の紅葉に時期には、渋滞して想像以上に時間がかかることもあるので、バスよりも電車で行くことをおすすめします。
次に、車での行き方をご紹介します。
車の場合
八坂神社へ車で行く場合、JR京都駅から約15分で行くことができます。
JR京都駅から東方向に八条通りを進み室町通りに向かいます。
河原町八条を左折して、河原町通りの国道24号に入ります。
七条河原町を右折して七条通りの府道113号に入ります。
東山七条を左折して、東大路通りの府道143号に入り、ねねの道の交差点まで行きます。
ねねの道の交差点を左折し、さらに左折すると八坂神社に着きます。
次に、気になる駐車場についてご紹介します。
駐車場
八坂神社の駐車場は、境内の南側に常磐新殿駐車場があります。
普通車で1時間600円で、祈祷者は1時間無料になります。
利用時間は、9時から17時までで、約40台停めることができます。
また、近くには円山駐車場があります。
こちらは八坂神社の裏側にありますが、駐車台数は143台と大きい駐車場で、30分250円と少し安いです。
利用できる時間も24時間可能なので、周辺を参拝するにはおすすめです。
もしどちらも満車の場合は、近くには多数のコインパーキングがあります。
多少高いのでおすすめはしませんが、停める場所がないと心配することはなさそうですね。
次に、御朱印についてご紹介します。
御朱印について
八坂神社でいただける御朱印は、11種類あります。
八坂神社の御朱印は、明治以前の名称の「祇園社」の上に押印がされています。
初穂料は、手書きが500円、台紙が300円です。
手書きの場合は、9時から16時までです。
それ以外は、「悪王子社」「疫神社」「蛭子社」「大神宮社」「美御前社」「大国主社」「玉光稲荷社」「刃物神社」「又旅社」「冠者殿社」の御朱印があり、初穂料は全て300円です。
また期間限定で、「青龍」「御霊会」「恵方」「三社詣 朱印色紙」の御朱印もあります。
限定の御朱印の初穂料は500円ですが、三社詣の色紙は無料となっています。
こんなに、数多くの御朱印があると一度ではもらいきれないので、何回かに分けて参拝で訪れたいですね。
次に、御朱印帳についてご紹介します。
御朱印帳について
八坂神社の御朱印帳は、3種類あります。
社紋の「左三巴と木瓜(五瓜に唐花)」が描かれていて紅色で色鮮やかなものと、無地で紺色の生地に裏面に金色で八坂神社と書かれたシンプルなデザインのものが、初穂料1,500円です。
もう一つは、スサノオ巡り専用の素戔嗚尊御朱印帳で、初穂料1,000円です。
社紋のデザインのものはとても綺麗な色で、無地も落ち着いたデザインで、どちらも魅力的です^^
次に、効果がすごいと人気のお守りについてご紹介します。
お守りの効果がすごい?
八坂神社の効果がすごいお守りは、「縁結びお守り」です。
良縁祈願といえば八坂神社と言われるほど有名で、縁結びお守りはデザインも可愛く、参拝に訪れる多くの人が手にしています。
その縁結びお守りは、効果がすごいと評判で口コミでも広まり、人気がさらに高まりました!
ほかにも、「美守り」「しあわせ守り」「子宝守り」「安産守り」など、女性にうれしいお守りが多数あります。
縁結びのお礼参りのときには、また違うお守りを手にしたくなりますよね^^
次に、気になるおみくじでついてご紹介します。
おみくじについて
八坂神社のおみくじは、2つあります。
普通のおみくじと恋みくじがあり、恋みくじは縁結びのご利益があったという人がたくさんいるようでとても人気です。
この恋みくじは、木の棒に書かれた番号を巫女さんに伝えて、番号の用紙を授与していただきます。
種類は、「大吉→吉→半吉→末吉→凶」となっています。
初穂料は、200円です。
縁結びに訪れる人は、恋みくじをひいて、縁結びのたくさんのご利益をいただきましょう!
次に、初詣についてご紹介します。
初詣について
八坂神社の初詣には、三が日だけで100万人以上の参拝者が訪れます。
全国の神社で、トップ10に入るほどの人気の神社です。
混雑をすこしでも避けたい人は、三が日以降に訪れることをおすすめします。
それでも三が日に行きたいという人は、2日3日の19時以降や早朝に行くと少し落ち着いて参拝できます。
お守りや御朱印などの授与所が開いている時間は、
- 12月31日8時から1月1日22時
- 1月2日3日8時から22時
- 1月4日8時から18時まで
となっているので、時間に気をつけて訪れてくださいね^^
次に、八坂神社の桜についてご紹介します。
桜の見頃や開花の時期は?
八坂神社の桜は、南門の脇にあります。
隣接している円山公園は桜が有名ですが、もともとは八坂神社の境内でした。
八坂神社の敷地内と言っても間違いではないでしょう^^
円山公園へ行くには、本殿を越えて直進し、八坂神社を抜けたところにあります。
桜の本数は約680本で、ヤエシダレザクラ・ソメイヨシノ・ヤマザクラなどがあります。
桜の開花は3月上旬から中旬頃で、見頃は3月下旬から4月上旬頃です。
ヤマザクラは、4月中旬頃まで楽しめます。
円山公園では、日没から午前1時頃までライトアップをしていて、常に花見客でも賑わっています。
周辺にも桜の名所がたくさんあるので、他の場所で桜を見た後に円山公園で夜桜を楽しんでも良さそうです^^
次に、八坂神社の節分祭についてご紹介します。
節分祭
八坂神社では、2月2日3日に節分祭として舞殿で豆まきが行われます。
2日に4回、3日に5回豆まきをします。
四花街による舞踊奉納も行われています。
さらに、福引と景品抽選会も行われ、景品抽選会に参加するには福豆を購入する必要があります。
こちらの景品抽選会は空くじなしなので、ぜひ福豆をゲットしましょう^^
節分限定の授与品として一年の災難を祓う「串札」もあり、福豆と合わせて手に入れたいですね!
次に、おすすめの観光スポットについてご紹介します。
周辺でおすすめの観光スポット
八坂神社と合わせて行きたい観光スポットは、清水寺や南禅寺、金閣寺などがおすすめです。
清水寺には縁結びの神様がいるので、八坂神社に縁結びで訪れた人は絶対に行くべき場所です!
清水寺には歩いて行くことができ、境内の地主神社には恋占いの石があります。
石と石の間を目をつぶって歩けば願いが叶うと言われていて、たくさんの人が挑戦しています。
いろんな人が同時に行うので、簡単そうで意外と難しいんですよね。
次に、周辺のおすすめランチをご紹介します。
周辺のおすすめ絶品ランチ
・祇をん 萬屋
祇園四条にあるねぎたっぷりのうどんが名物のうどん屋さん
鰹の風味豊かな京風だしとやわらかめのうどんが特徴です。
名物のねぎうどんで、クセがなく甘みがあるシャキシャキの食感の九条ネギをたっぷりと使用しアクセントに生姜が入っていて、さらっと食べられます。
お店の前にはいつも行列ができていて、相席になることもあるけど、並んででも食べたい一杯です。
・ひさご
ふわふわ卵の親子丼が美味しい老舗の蕎麦処
八坂神社から徒歩約5分のところにある蕎麦処で並んででも食べたいと人気なのがトロトロふわふわの親子丼です。
削り鯖節から昆布から取る甘めの出汁に、九条ネギや丹波地鶏の旨味とコクがたっぷり出ています。
トロトロふわふわの半熟卵で仕上げられた上にアクセントで山椒がかけられていて、たまらない美味しさです。
もし誰かと行くなら、親子丼以外にも京都ならではの九条ネギにかまぼこと油揚げを卵でとじた「きぬがさ丼」も絶品なので、ぜひ分け合って味わって欲しいメニューです。
・京都祇園 天ぷら八坂圓堂
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八坂神社から徒歩約5分のところにあるお店です。
お店に着くとまず伝統的な京都の数寄屋造りの店構えに感動します。
お店の雰囲気からだけでなく、店内では京風の天ぷらを堪能することができます。
お昼のコースは5,500円と少し高めではあるものの、一つ一つ丁寧に揚げられた食材を一口食べると納得の味です。
ぜひ大切な人と行ってみてください。
次に、湯豆腐が美味しいお店をご紹介します。
湯豆腐が美味しいおすすめ店
・豆富料理 蓮月茶や
こちらは、八坂神社から約7分のところにあり、つるんとした舌ざわりとしっかりとした歯ごたえが特徴の湯豆腐です。
お昼でも湯豆腐がメインのとうふの会食が3,000円で楽しむことができます。
・豆水楼 祇園店
桶で出てくる湯豆腐に感動!
ランチにもディナーにも、桶で出てくる湯豆腐が人気で、ふわふわ熱々の湯豆腐が堪能できます。
お昼も懐石での利用で3,500円と少しお高めですが、ボリュームもしっかりしていて、湯豆腐以外にも湯葉や田楽など色々な豆腐料理を味わうことができます。
他にも、いろんなお店で湯豆腐を食べることができるので、もし満席の場合は少し歩いて探してみてもいいかもしれません。
しかし祇園は観光地でどこのお店もいっぱいなのは仕方ないので、心配の方は事前に予約することをおすすめします。
次に、行く前に知っておきたい歴史についてご紹介します。
歴史と主宰神
八坂神社は、慶応4年(1868)5月30日付の神祇官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していました。
創祀については諸説はありますが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚命を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるといいます。
また、一説には貞観18年(876)南都の僧円如が建立、常に薬師千手等の像を奉安、その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、祇園林に垂迹したことに始まるともいいます。
伊利之来朝のこと、また素戔嗚尊が御子の五十猛神とともに新羅国の曽尸茂梨(そしもり)に降られたことは、ともに「日本書紀」に記されていて、「新撰姓氏録」の「山城国諸蕃」の項には渡来人「八坂造(やさかのみやつこ)」について、その祖を「狛国人、之留川麻之意利佐(しるつまのおりさ)」と記してあります。
この「意利佐」と先に記した「伊利之」は同一人物と考えられています。
伊利之の子孫は代々八坂造となるとともに、日置造(へきのみやつこ)・鳥井宿祢(とりいねのすくね)・栄井宿祢(さかいのすくね)・吉井宿祢(よしいのすくね)・和造(やまとのみやつこ)・日置倉人(へきのくらびと)などとして近畿地方に繁栄しました。
天長6年(829)紀百継(きのももつぐ)は、山城国愛宕郡八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀の地としました。
これが感神院の始まりともされています。
そして、八坂造の娘を妻とし、男子のなかった八坂造家の職を継承したといわれ、その後裔である行円(ぎょうえん)は、永保元年(1074)に感神院執行となり、以後子孫代々その職を継ぎ、明治維新による世襲制の廃止まで続きました。
主宰神は、「素戔嗚尊」「櫛稲田姫命」「八柱御子神(素戔嗚尊の8人の子供)」です。
八柱御子神は、「八島篠見神」「五十猛神」「大屋比売神」「抓津比売神」「大年神」「宇迦之御魂神」「大屋毘古神」「須勢理毘古売命」の総称です。
配神は、「神大市比売命」「佐美良比売命」「稲田宮主須賀之八耳神」です。
次に、参拝のご利益をご紹介します。
参拝のご利益
八坂神社のご利益は、「開運招福」「家内安全」「商売繁盛」「厄除け」「縁結び」「学業成就」「身体健康」「心願成就」「芸能上達」です。
まとめ
八坂神社についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
それではもう一度振り返ってみましょう。
●八坂神社への行き方
電車で行く場合
最寄り駅
・京阪祇園四条駅から徒歩約5分
・阪急河原町駅から徒歩約8分
JR奈良線「JR京都ー東福寺」で京阪電車に乗り換えて祇園四条駅まで行きます。
バスで行く場合
JR京都駅から市バス206番に乗車約20分で祇園に着きます。
車で行く場合
JR京都駅から約15分で行くことができます。
駐車場
境内の南側「常磐新殿駐車場」普通車で1時間600円(祈祷者は1時間無料)
9時〜17時まで駐車可能で、約40台停めることができます。
「円山駐車場」30分250円
143台で24時間駐車可能です。
●参拝時間 24時間可能
授与時間 9時〜16時
●御朱印
御朱印 11種類
御朱印帳 3種類
●主宰神
・素戔嗚尊
・櫛稲田姫命
「八柱御子神」(素戔嗚尊の8人の子供)
・八島篠見神
・五十猛神
・大屋比売神
・抓津比売神
・大年神
・宇迦之御魂神
・大屋毘古神
・須勢理毘古売命
●配神
・神大市比売命
・佐美良比売命
・稲田宮主須賀之八耳神
●ご利益
・開運招福
・家内安全
・商売繁盛
・厄除け
・縁結び
・学業成就
・身体健康
・心願成就
・芸能上達
八坂神社は観光地としても人気の祇園にあり、初詣の参拝者数も全国トップ10に入るほどで、今回人気の理由がたくさんわかりましたね。
縁結びは、恋愛だけでなく仕事のご縁や人のご縁などにも影響してくるので、カップルや家族と訪れて大切な人のご利益をお願いしましょう!